マジで?コレどうすんだ?

まったくのド素人が小屋らしきものを作ってみた

初めての左官

天井張り始めたのに今更工程で悩み始めた。
知識も経験もないので、どうすべきかは詳しい人のアドバイスに従うか、もしくは自己責任で自分なりの想像(勘と雰囲気)でやってみちゃうしかない。


プロからのアドバイスは根拠があり間違っていないはず。
分かってんだけど、今までイロイロやって来て「あああ苦手だわ」ってのがマスキングと養生。
(あと雨じまい)


何度失敗してもうまくならない。
なにくそ!経験いっぱい積んでうまくなってやる!とも全く思えない。


天井と床先に仕上げちゃったら養生とマスキングで大変なコトになる。
それはもう今から想像できる。


「塗る壁材の厚みを考慮して1.5mmから2mmほど空けてマスキングしてください」じゃねえよ!
無理だってば。
マスキングテープだって何だったら真っ直ぐ貼れねーし。


天井と床が壁に接してるトコ全部マスキングテープ貼るの?
1.5mm空けて?
無理無理無理無理無理無理無理。


そして何よりの理由が、
マスキングや養生は終わったらほぼゴミだというコト。
あとでまた何かに使えるならまだしも基本全部ゴミ。
その最終的にゴミになるものをまずは金出して買わなきゃいけないし。


てコトでアドバイスくれたプロの方には申し訳ないが、マスキングと養生を出来るだけしない方向で行ってみようかと。


でも、やってみないとわからないので、閉ざされた空間のバスルームからまずお試しでやってみましょう。


壁は珪藻土予定。


▼どれが良いのか何が違うのかまるでわからず勘で選んだのはコレ

フジワラ化学 プレミアムクリーンアップ珪藻土壁材3坪用 ホワイト


まずは送料無料になる(もちろん楽天)3kg×3袋入りのコレをひとつ購入。
初めて使うのに大量に買ってから使いにくいだの、使ってみたけどダメとか困ると思ったので。
結果、他と比較しようがないが特に使いにくくもないし、色も気に入らないとかなかったです。たぶん。


▼下地処理(パテ埋め後のヤスリ)の際ブロワと掃除機かけたが壁に触ると手が白くなるので雑巾掛けもしておく。

どんな洗剤で何度洗っても、まったくいい匂いにならない常に生乾きチックな20年モノのオレのバスタオルが雑巾として最後の役割を全うする。
ナンマイダー。
現代の洗剤科学を持ってしてもオレの加齢臭に勝てない。オレ最強かよ。
もうちょい頑張れよ洗剤メーカー。肩身がせまいじゃねえか。

▼全体的に拭き取って大嫌いな養生のヤロウとマスキングをやったった。

▼珪藻土を塗るのに何が必要かわからなくて、珪藻土買った店で400~500円くらいのコテも3種類買っておいた。

が、その後DIY師匠や珪藻土経験者からローラーかコテバケの方がいいよ、と。
DIY師匠がパテ埋め手伝いに来てくれたときわざわざ「こんなんが塗りやすいっすよ」と現物(コテバケ)も持って来て見せてくれた。おおサンキュー。


で、そのコテバケを探すも見つからない。他に借りたイロイロは全部あるのにコテバケだけ見つからない。


現場、ポンプ小屋、物置小屋まで全部探した。やべえ失くしちゃったかな・・。
まさかコテバケ見せびらかして持って帰ったとかないよね?


あとで買って弁償しよう・・。
で、探し疲れたし今回は仕方ないので物置小屋に置いてあった100均の食器洗い用スポンジを使ってみる。

▼白い網が邪魔なので切り取ってスポンジのみで。

▼3kgの袋。混水比はシビアじゃなさそうなので適当に水を入れながら硬さを決める。

▼混和はコレ!DIY師匠が持って来てくれたヤツ。

▼ついでにでかいポリバケツも持って来てくれた。100均のバケツくらいでいいかなと買ってあったけど「いや、混ぜるときに結構飛び散りますからでかい方がいいです!」と。
なんて頼もしいDIY師匠。やったことある人の準備は感心するね!
すげえ使いやすい!さっすがDIY師匠。死刑回避かな、とか頭をよぎる。

▼適度な硬さになった気がするので、パテ埋めの時に作った、これまた別の用途で使おうと買ってあった100均のまな板に端材をビス留めしてコテ板に。
合板の余りでもよかったんだけど洗いにくそうかな、と。

▼何でも初めてのものはやってみたい好奇心旺盛な親方(ヨメ)がコテで初左官。

▼やっぱコテはどうも難しいみたい。
油断するとペチャっと全面くっついちゃうんだよね・・。

▼結局、コテではなく台所用スポンジで塗っていく。コテバケ使いたかった・・。

こういう塗り壁は何となく塗り方で印象も変わるので、イロイロ試してみるもどれも思ってたんと違う結果になるし、チンタラやってられないので大まかに塗り広げていく感じに。


広い面はコテで大まかに塗って台所用スポンジで均していく感じ。


バスルームは昼間でもやや暗いのでイマイチうまく塗れてんだかわからない。
ライトつけると暑いし。


トイレの奥にガルスパン張っちゃって石膏ボードとの取りあいの部分の隙間。
最後に壁仕上げの場合は天井や床の隙間も塗り壁埋めるってコトだから、ここでテストしてみる。

▼こんな感じに埋めてよかったのかな。埋まることは埋まる。

▼乾く前にマスキングは剥がした方が良いとのことで剥がしてみる。

▼ガルスパンの方に珪藻土ついちゃったり、マスキング剥がしたところがボソボソになってウキキキキーーーと大騒ぎだったが、濡れた雑巾を用意しておけば、はみ出た珪藻土とボソボソの部分をコーキングを均す要領でスーッと拭くと「おお!まあキレイかな」に。

▼こういう部分のマスキングも地味に面倒くさい。

▼こういう細い部分は(ここもマスキング死ぬほど面倒)

▲358円の目地コテでチマチマやった。


3kgなんてあっという間に終わるね。


メシ食って

午後も壁塗り塗り塗り塗り。
結局この日買ってあった9kg使い切った。
次山に来るのは木曜(3日後)なので急いで追加注文。水曜日に届くとありがたい。

▲9kgでバスルーム全部と少し余ったのを外側まで。中途半端に終わった。
乾いてないせいですげえムラがあるけど次回行ったときに確認してみましょう。


あと塗った所にたまーにすげえ小ちゃい黒い点があるなあ、何だろう、虫でも入ったかな。


最後に道具洗ってて

あ。


コレじゃねーの?
(借りた時からこのザマ。使い込んでる風で良いね、とか思ってたけどアノ黒いの何よ?)

アッタマきてピカピカにしてやった。あのヤロウやっぱ死刑。

▲さすがまな板洗いやすい。


作業途中、DIY師匠にコテバケ失くしちゃった件で電話。
先に謝るのもアレなので一応「なあ、この前持って来てもらったコテバケ持って帰ってないよね?」
「うん持って帰りましたよ。だってローラーでやるって言ってませんでした?」



オッケー。やっぱ死刑な。


あんだけ探してないからまさかとは思ったけど、てめえコテバケわざわざ見せびらかして持って帰ったんかい。
「コレ使いやすいっすよー」って持って来たんなら置いていかんかい。
他のは全部置いてってくれたのに。このバカっ!
一度もやったことないんだから試しに使ってみるつもりだったのに。


死刑。


で、その電話で「オレやっぱマスキング苦手だし、剥がした後もキレイにならなくて苦労したわ。よくよく見るとちょい残念な仕上がりなんだよね・・」と。


「チロさん、そういう時オレね、いつも自分に言い聞かせてる言葉があるんすよ。「一点を見るな。大局を見ろ」ってね」


・・・。


▲イッテンヲミルナ、タイキョクヲミロ



それ羽生善治が名人戦の後とかに言ったならきっと名言。


大局を見ろって良い感じに聞こえるけど、オマエの場合要するに失敗(一点)から目を逸らして、失敗以外のところを雰囲気で(何だったら薄目で)見ましょう言うてるだけやんけ。


オマエやっぱオレの師匠にふさわしい。


面倒くさいコトは極力避ける能力(ヤツは珪藻土塗るときマスキング一度もしたことないって言ってた)、失敗や施工不良からは目を逸らし(一点なんて見ないっすよ。大局っすよ、大局)そして最後に見た目の体裁だけ(大局)をどうにか整える。


天才かよ。


その天才は「最近みやぞんにハマってんすよ」と。
ウチに寄った時も「わからないですぅ〜」とかウザかったが、その後のコテバケの件でのやりとり。


んもう、やっぱテメエ死刑wwww



壁塗りを一度やってみてオレは壁の仕上げを全部終わらせてから天井の続きやって最後に床仕上げ(フローリング)でいくコトにしました。
やってみてから「ああああ、プロの言うコト聞いておけばよかったー」ってなるかもしれないけど。そんときゃ師匠死刑にすれば気が済むし。


▼だって床の捨て張り合板石膏ボードのパテと珪藻土でこんなコトになっちゃっちゃ。

どうなることやら。

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