マジで?コレどうすんだ?

まったくのド素人が小屋らしきものを作ってみた

シャワーブース設置③(本体の組み立て)

サンワカンパニーのシャワーブースの施工指示書は親切で丁寧だと思う。
が、こちらはど素人。
内容以前に読み方がわからない漢字が出てきたり、詳しく図解されているのに、その図がドコを指しているのかわからなかったり。


施工指示書を作った人も、読み手がまさかそんなトコロでつまづくとは思ってもみなかったろう。
所詮は「ごくごく基本的な事はある程度知っている人」向けの施工指示書だ。


オレがDIYでシャワーブースを作るなら、ディアゴスティーニあたりの「週間・シャワーブース」とか毎週ひとつずつ部品を送ってくれて、毎号丁寧な説明書をバインダーに綴じていくシステムが丁度いいと思った。


でかい荷物の梱包を解いちゃった時点で、相当邪魔だし放置しておいて部品を壊したり無くしたりしないように、速やかに組み上げなければならない。


昔、マーフィーの法則って流行りましたね。覚えてます?

マーフィーの法則

失敗する可能性のあるものは、失敗する。


発展形

1. 見かけほど簡単なものはない。

2. 何事も、思っているより時間がかかる。

3. 失敗する可能性がいくつかあるとき、最悪なダメージをもたらすひとつが、うまくいかない。

4. 4つの問題点を見つけて対処すると、すぐに5番目の問題が発生する。

5. 悪い状況は、放置しておくと、なお悪くなる。

6. 何かしようとすると、先にやらなければならない何かが現れる。

7. すべての解決は、新たな問題を産む。

8. 誰でも使えるものは作れない。なぜなら、バカは思いもよらない使い方をするからだ。

9. 母なる大地は性悪女だ。

・・・。


それはド素人のクセにセルフビルドしちゃった身の程知らずのどっかの夫婦の法則ですよね。わかります。



そんな法則を踏まえつつシャワーブース組み立てていきましょう。
ちょこちょこ類似法則が出てきます(オレンジの字)



「誰もが理解できる説明を誤解する人が必ずずいる」チズホルムの第2法則

最近R眼もボチボチ来ている親方(ヨメ)と何度も施工説明書を読む。
ヨメの服装と写真の日付から、どうやらこの日は、梱包解いて色々出したものの、施工指示書を読んで終わりっぽい。




「もっと簡単な方法がかならずある」アイルズの法則

「えっ?コレをココにはめ込むんじゃない?」「えっ?それムリじゃね?」「えっ?ソレはコッチでしょ?」
「えっ?」
「えっ?」



「連続した何かがおかしくなるときは、最悪の過程をたどりながら、おかしくなる」

結構重たい(見た目以上に重い)壁を乗せちゃってから、よくわからなくなって説明書を探しに行くオレ・・・。
親方(ヨメ)の態度もちょいワル。



「危機的状況とは、「すべてなかったことにしよう」と言えないときである」ファーガソンの教訓

ホントにこれで合ってるのかよ?
だ、誰かー。ヘールプ。


「絶対に間違えて組み立てられるはずのない部品に限って、間違えられる」
国際哲学的技術者協会熟練委員会推奨 未熟練技術者のための普遍法則

ネジ止めするであろう穴が余ってたり、同封されてきたネジが余ったりすると大変不安です。




「簡単に見えるものは、難しい。難しく見えたら、どうやったって不可能だ」
ストックメイヤーの定理

この手のモノの組み立てで、ビス留めする場合は、付属のビスを打つ位置に穴が空いている(もしくはガイドがある)ものだと思っていたが、このシャワーブースはガイドも穴もなく付属のドリルビスで鉄板に強引に打ち込むケースが多い。


もはや組み合わせる資材の表裏、そして上下すら図解からわからない・・・。
泣きたい。
さらにこのシャワーブースは800mmの大きさのものと1200mmの大きさがあるが、施工指示書は共有らしい上に800mmのことしか書いてない。(うちは1200mmのほう)


800mmと1200mmでは壁が一枚増えているはずだが、その旨の記載がないので勘でやるしかない。

ここはマジで勘だった。
同梱されているのに指示書に一度も出てこないボルトと、何のために空いているのかわからなかった穴。それが何気に一致していた気がしたのだ。穴とボルトの数も合う。
このボルトと穴は他に使い道はない。


指示書に記載されていない(結構重要な)工程を脆弱な根拠で突き進む勇者オレ。


「どんな間違いも、たいてい正しく見える」スコットの第1法則



一応カタチにはなってきたが、なんせ重たくて仮置きして確かめるとか、取り返しのつかないビスを打つ前に仮合わせしてみる、とか出来ない。


「ねえ、コレこんなに飛び出てていいものなの?」
「う・・ん・・。後で切るってココに書いてある・・けど・・」
「大丈夫かな?」
「た・・ぶ・ん・・・」
「なんでピッタリの長さにして出荷しないんだろうね・・・」
「な?マジで。な?」

「ねえ、こんなにグラついてていいのかな?」
「ちょ、まて、あんまグラグラ揺するな・・・」
「不安だよね」
「うん」

毎度のことだがここまでやっちゃうと間違っていたからって簡単に後戻りはできない。



「解決できれば、本当の問題ではない」スミスの法則

次は天井。また取り返しのつかないビス打ちだよ・・・。
コレつけちゃってから扉つかなかったり、開閉できない場合はどこまでバックするの?



「あなただったら、適切な判断ができたかもしれないと言うことは、誰も覚えていない。あなたの判断が不適切だったことは、誰もが覚えている。」ファイファーの法則

天井を乗せて固定しちゃった。
写真からわかるように辺りは真っ暗だ。


この下の写真だとシャワーブース右に傾いている様に見えますが実際に傾いています・・・。
マジか?コレどうすんだ?

メーカーの人ならきっと1時間もかからないであろうここまでの作業に丸一日費やし、さらに問題を大きくしたオレら。


解決の糸口も見えないまま、傾いたシャワーブースをそのままにこの日は山を後にする。




「問題の解決は、解決できる人を見つけることである」ヴァン・ハーベンの法則

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