ヤツらをシャットアウトしたい
もうね、図鑑でも見たことないような虫たちがわんさか。
虫パラダイスなこの時期だが、暑いので内装工事をしていくにも窓は開けっ放しにしたい。
が、こんなに広い森の中ヤツらはわざわざこの17畳ほどの小さな建物に集まって来やがる。
何のつもりか、と。
他は全部取りつけたがココだけ取り付けが面倒そうなので後回しにしていたが、もういい加減虫の好き勝手にはさせられない。
メインベースは1年以上もかけて、虫に快適な住処を提供するために作ってるんじゃない。
で、買ってからずっと放置していたLIXILオープンウィンの網戸を、先日ようやく引っ張り出して来て取説読んで早々に中断。(→その時の記事)
▼で、前回枠のやり直しまでどうにかやったので網戸アゲイン。
(三歩進んで四歩下がってる感じのオレ)
▲取り付け順序「①取り付け位置の確認」でつまずいた。
ちなみに②は「取り付け箇所の清掃」
この取説を手に取った人で取り付け前の掃除まで辿り着けない人がいんのか?
イヤになっちゃうよ。オノレの素人さ加減が。
ようやく②の清掃までやったりました。
いよいよ工程③の組み立てに。(普通の人はここから始まります)
▲箱開けたら何だか細いのがうじゃうじゃ出てきた。もうイヤな予感。
▼内職するオレ。
オレね、どっちかっていうと重そうに見えて大して重くない感じの何かを、ビスで打ってどっかに取り付けたりとか、施工した後何枚も写真撮りたくなるようなハデなことしたいのよ。(→例えばこんなの)
▲膝の上でチマチマチマチマチマチマ。細いレールに通していく。ウキーーーーーー!
▼チマチマでイライラしてんのに付属ビスのビニール袋を留めてあるセロファンテープも剥がれずにイラつく。
こうゆうトコ性格でるけど、まあビスさえ取り出せればオッケー。
▼説明書が多少わかりにくかったが(オレの読解力の問題)どうにか解読してやってみれば「へえ!なるほど。ちゃんと考えられてて親切だなあ」と感心する。
これは毎度のこと。
ただし最初のあのチマチマは何の役に立つのかよくわかってない。
サッシの枠を専用のものじゃなくて1×4材にペンキ塗って作ったので枠自体に歪みが多少あるが、何とか網戸ついた。
▲これでヤツらはシャットアウトさ。人間さまの英知を思い知れ虫ケラめっ。
(でもきっと虫が勝つ)
▼この磁石でパチっと止まる感じの感触がいいけど、なんていうかすぐ壊れそうな仕組み。チロルが外に出たくて飛びついたりしないことを祈る。
網戸越しにチロルを興奮させてはいけない。
▼ホントにこれで隙間ないんだろうね?と各部のチェックをする疑心暗鬼なオレ。
なんかそれが売りのハズの開放感が失われた気がする。
本当はできるだけ網戸なしで開けっ放しにしたい。
が、虫パラダイスのこの時期はやっぱ遮断しておかないとヤツらホントに遠慮ないからな。
今年はウチでタランチュラと呼ばれてるアレもいっぱい見かける。
そして今年のヤツらはなんか動きが早いっ!こわい・・。
刺すとか害があるのはもちろん、害がなくても見た目や動きがまず受け付けない。
山で遊ぶんならそのくらい我慢しろとか聞こえない。
建物内部だけはシャットアウトするったらシャットアウトする。
あと、よく考えたら網戸よりも先だろ?って思ったのが、軒先の軒天と破風板の間のスキマ。
マズい。よく考えたらココの隙間は何気に室内に通じてるやんけ。
足元的に一番やりたくない箇所だが(だから見て見ぬ振りをしてた)とにかくシャットアウトを目指して18mm×18mmの角材で塞いじゃう。廻り縁なつもり。
その際クロガネさんオススメの(床捨て貼りのトキに試しに買ったけど使ってなかった)根太ボンドも初めて使ってみる。
▲ちょいワルモノタロウ。
▼2面にボンドつけてビス留め。はみ出た男前モノタロウは濡れ雑巾で拭き取る。
一度脚立を移動するときに脚立の上からインパクト落ちて来て足の甲に直撃。
「痛えな!このやろー」と脚立蹴っ飛ばしたらトレーの上に箱で置いてあったビスが全部落ちて、泣きながら拾うハメに。(←バカ。イヤになっちゃうレベルのバカ)
近くに八つ当たり用のサンドバックが欲しい。
もしくは陶芸家が下に叩きつけて割る失敗作品の陶器とか。
▼危なっかしい所の作業で写真がないが一応全部廻り縁的なモノは取り付けた。
見た目はちょいアレだし、歪んでる気がしないでもないが、他に方法を思いつかなかったので仕方がない。てかこの位置の作業怖くてもうやりたくない。
でもこれでスキマは埋まったハズ。たぶん。
あとは何気に線だけ描いて開口するの忘れてたスイッチボックスが2箇所。
穴開けて
▼スイッチボックスのための穴が、ちょうど掃除機のノズルが入る大きさなので中も吸う。
んもう、全然吸わねえな、またホースの中に何か詰まったかな?と。
吸引力足りないんだってば!ダイソンを見習え!と・・
▼思ったらこんなコトしてた。(実話)
あのね、吸うわけないわ。(この写真は後から撮ったヤラセです)
▲本体についてるスイッチをオンして手に取ったのがコレ。
もうね、情けなくて恥ずかしくてイヤになったわ。
親方(ヨメ)はこの場にいなかったがオレ一人で辺り見回して顔真っ赤っか。
疲れてんのかな・・オレ。
セルフビルドがド素人って以前に人間として大丈夫なのか、と。
5歳児でも「おじさん、それじゃ吸わないよ」って指摘するレベル。
▼あとはシャワーの外(脱衣所)の換気扇の下地を2×4の端材で作って
▼念のためモノをダンボールから出して仮合わせしてみる
オッケーね。
▼一応上のパイプの通るクリアランスも確認。
大丈夫・・・だよね?
天井張る前に電気屋さんに一応確認してもらおう。
▼親方(ヨメ)とチロルから「アタシ達ぼちぼち帰りたい」オーラが充満する現場。
網戸もついた。軒先の隙間も埋めた。
希望としては作業中もできるだけ網戸にして外から来る新たなヤツらはシャットアウト予定。
あとはこの内部にすでに潜んでやがるヤツらを殲滅してやる。ガルルル・・・。
▼で、ホームセンターで見つけたコイツの出番。
薬局で探したときはゴキブリとかネズミ用ばかりで肝心のカメムシが見つからなかったが、ホームセンターにはウチがまさに欲しかったターゲットのものが!
オレが優しいからってつけあがってメインベースのそこら中で越冬したカメムシも駆逐してやる!
一匹残らず。
▼脳内イメージ図
▼シューーーーーーー
6畳から10畳って書いてあったから部屋の真ん中と浴室付近に2個炊いてやった。
バルサンなんていつ以来だろう。
少なくともここ何十年も見た覚えないな。
山で楽しく遊ぶために、ヨメがここに来たい!ここで過ごしたい!って環境を整えることがオレにとって何より大事なんだよ。
それには虫対策と水回り(シャワーやトイレなど)がキレイであるコトじゃないか、と。
すまんなカメムシ。ただ臭いだけなのにな。ナンマイダー