バスルームの天井だって終えたった
リビングの天井は終えたコトにして(煙突部分と最後の2列が残っていることはアレだしナニだが、終わったコトにするったらする。あとでもうちょい考えることがあるからね)次はバスルーム(脱衣所、洗面所、トイレ)の天井です。
親方(ヨメ)は前回何だか張り切っちゃった草刈りの後遺症(筋肉痛)と数日前の天気予報(雨)で早々に「親方は次回は現場に行かなーい」と宣誓。
ところが当日の天気は晴れ。
親方の車は車検中でオレがチロル連れて山に行ったら、1人で何もする事がない上にドコにも出掛けられないと気づき「親方も行ってやってもいいよ?でも作業はしねえよ?」と。
仕方ないので連れて行く。
この日は藤井聡太が日本新記録の29連勝がかかった竜王戦本戦トーナメント。(結果は日本中がご存知の通り)
コレまでは「5組1位の五段 VS 6組1位の四段」の一回戦なんて結果だけ知ればいいや、組み合わせ(対戦者)によるが、まあ気にするのは挑戦者決定戦からでいいかな、だったのに今回は日本中がエラい事になってる。
藤井聡太のフィーバーはちょい困惑。
オレもココ最近(5年程)将棋にハマっている感じの「にわか」なのだが、藤井フィーバーの「にわか」とはちょい区別して欲しいトコロ。
「五十歩百歩」とか「目くそ鼻くそ」とか聞こえてきそうだが、オレはあえて「50歩の方(100歩も逃げてない)」だし「目くそ側(どっちかって言うと鼻くそはイヤだ)」だと反論したい気持ち。
毎度のことだがマスコミの浮かれ具合もアレ過ぎてバカっぽいのは仕方ないとしても、もう少し対戦者に敬意を払うべきだ。
そして100歩と鼻くそに聞きたいが、藤井聡太のクリアファイルは本当に欲しいか?
2年後も今と変わらず宝物として大事にするか?中学生が写ったクリアファイル。
将棋連盟はここぞとばかりに何でも藤井聡太でグッズ売り出せばいい。
今なら完全な入れ食い。
出来れば後で処分に困るようなモノが面白そうだぞ。
藤井聡太のデカいぬいぐるみとか抱き枕とか。
2年後に「私なんでこんな抱き枕買っちゃったんだろう・・」「で、こんなデカい抱き枕どこに捨てんのよ・・」と。
竜王戦本戦トーナメントの1回戦(普段なら大して注目されない様な対戦)からネットで中継してくれるので現場で早速つけておく。
どうせ決着は夜だからオレはラジオの様に解説の音声を聴きながら作業開始。
親方は将棋のルールはもちろん駒の動かし方も知らないのに作業をしたくない一心で鑑賞してやがる。
ルールも知らないのに将棋なんてまるで動きのないものをよく見ていられるな。
オレどんなにやることなくてもチャトランガ(古代インド将棋)なんて見たくもねえ。
ちなみに将棋界のコトはオレがヨメに結構話しているので若干(100歩や鼻くそより)知っているってのもポイントか。(将棋そのものじゃなくて将棋界のことを)
ヨメもなんだか藤井フィーバーの連中より自分を格上に見ているフシあり。かわいい。
で、
▼今日の作業はここ。
ココは狭いからあわよくば今日1日で張り終えてしまいたい。
天才ならばできるはず。
▼ピッタリにカットするとやっぱ塗り壁だけあって結構こすって入らず、少し余裕をみてカットする。結果スキマが出来るが後で気になったら廻り縁で。(気にならなければやらないという宣言)
地味に面倒くさいのが脱衣所に換気扇がつくトコ。
先に下地を205mm角でつけたので、天井材もそれにあわせてカットするハメに。
▼そこらの段ボールに寸法書いて墨出し。
当たり前の話だが何個か寸法あるトキは書いた方がいい。
面倒くさがって、口で「303、312、68」とか忘れないようにブツブツ言いながらやると「さんまるさん、さんいちに、ろくじゅうはち、さんまるさん、さんいちに・・・」「はい、最初はこの面からさんまるさん(303mm)ね」といいながら330mm(さんさんまる)に墨を出すオレ。
口では確かに「さんまるさん(303mm)」と言っていた。でも墨は「さんさんまる(330mm)」に引く。(要するに最初はどこにも書かずに墨出しした)
んもう・・なぜだっ!バカなのかっ!(←Yeah!That's right!)
▼ごく最近天井に向かって死ぬ思いで丸ノコ使ったオレはあんなカットなんてちょろい。
だって下向いてしっかり抑えてカットできるんだぜ。楽勝中の楽勝よ。
丸ノコは上下左右ドコでもバッチコイだってば。(やめておけ)
▼この時はまだ303mmを330mmにしている事に気づいてないが、当然現地でハマらなくてそこで初めて「あ。オレ口ではさんまるさんって言いながら330mmで測ったんじゃ?」と思い当たる。
たまたま長くカットしてたからこの時は27mmほど短くして万事オッケー。
短かったらあんな形にカットした以上アレは薪。あぶねえ。
フローリング材の様にオザネやメザネがついてる材は裏表の融通もきかないので尚更注意が必要。
ちゃんと寸法メモして落ち着いてカットしようと心に誓う。そしてすぐ忘れる。
▼ほらピッタリ。天才かよオレ。(墨出しの件はもう忘れた)
▼あああ。こういうのキライ!アノ細いの絶対に歪むに決まってやがる。
▼75mmの天井材(実はフローリング材)の細かなカットはコレで最後。
まるでパズルのような換気扇エリアをクリアしたオレは順調に張り進め、リビングでもやったことないラストニ列のエリアに。
最後の二列は(一度もやったことないクセに)事前の調査で、なんかイメトレもバッチリなんだよね。
戦いとは、常に二手三手先を読んで行うものだよ、キミィ。
▼ラスト二列になったらまだ接着とかせずに実(さね)にはめ込んで、オザネを落とした端材を定規代わりにして墨を出す。(みたいだよ)
▼壁に沿って端材を移動させながら線を引く。(らしいよ)
▼コレがラスト1列のカットするラインとなる。(んだって)
誰が考えたか知らないけどすげえ!天才かよ。
線を引き終えたらサネから外してカットするのだが、
ココで、さ・ら・に!一工夫。
▼カットの際丸ノコの刃を傾けて
▼こんな感じでカットする
▼であとは通常の(カットしてない)材を接着剤つけてサネに押し込んで、さらにカットしたラスト一列をサネにはめるとこんな感じでラストは少し浮き上がってる。
▲が、壁側を斜めにカットしてあるのであて木をしてショックレスハンマー(頭ゴムのヤツ)でガンガン叩き込める。
▼下地の通っているところに皿取錐で深く穴を開けてコーススレッド(51mm)で上に引き付ける様に打ち込むべし。
あとであの下穴は埋木で埋める。
な、なんかイメトレ通りに出来ちゃった。
マジか・・。
やっぱ、て、天才?(違)(調べてその通りにしただけ)
これでバスルームの天井張り終わってもうた。(オレとしてはあっという間に)
▼あのイヤな予感がしていた細いの・・・
やっぱ隙間ができちゃってる・・・。
さすが天才はイヤな予感すら外さない。だって天才だもの(みつを)
どうすっかな。気にすると目立つんだよな。
そんな時は、そう。
師匠の(バカによるバカのための)名言、「イッテンヲミルナ、タイキョクヲミロ!」を呟く。
▼ほら、あそこは薄目で見ることにすれば、あっという間に問題解決。
「自分がドコにいるかを気にしなければ迷子になるコトはない」ってこと。
思いつきで張っちゃった外壁材の余りのガルバと無垢の天井との相性もバッチリ!
(でしょ?)
なんかさ、本物のド素人夫婦がたった二人でここまでやったんだ。
すげえコトだわ。天才すぎて自分がこわい。
親方(ヨメ)もオレも完全に図に乗って「時間もあるしこの調子で床(フローリング)もいっちゃう?」と。
天才を図に乗せるとこわいのよ。
「29連勝?まあ同じ天才としてわかるよ。そのくらいの偉業は通過点だよね?」と聡太に肩組んで話しかけるレベルの図にライド。
床(フローリング)の開始はまた次回の記事から。
※今回記事は作業した夜から写真整理しながら少しずつ書き始めて、途中何度も下書き保存して「さあいよいよアップするか」ってトキに一番最初の保存状態に戻ってやがった・・。
なんで?muragonふざけんなよ!
こんなくだらない文章二回も書き直してるオレの身にもなってくれ。