番外編:チロルと人間の思惑で遊びたい
犬ってDNAレベルで、ボール投げれば嬉しくて嬉しくて取って帰ってくると思っていたオレは、ある意味「息子がいたらいつか河原でキャッチボールしたいよね」に近い夢を、愛犬とのボール遊びに託していたがいとも簡単についえた。
んでも、オレとしては人間が思う「きっと犬ってこうゆうの喜ぶよね的な思惑通りに」チロルが楽しんでるトコロを見たい。
というワケでちょい古い記憶と写真ですが、三人で伊豆旅行に行った時のコト。
(2012年2月)
伊豆は日本でも屈指のわんちゃんウエルカムな場所だと思う。
ちょっとカフェっぽいレストランに行けば(偶然入った店みたいな言い方ですが、もちろん下調べしてから尋ねてます)
スプーンなんてつけてきたらオレが食ってしまいそうなオシャレな感じの
犬用食事だったり
▲▼ヒトはこっち。
オレ大好き。カルボナーラ。
スパゲッティを食いに行くと99%はカルボナーラな小学生の舌を持つオレ。
カフェに併設されたドッグランもすごい(確か有料)
もうね、至れり尽くせり。
楽しそうね!チロたん。
(写真だけ見るとすげえ楽しそうに走ってるように思えますが、90%は走らずに匂い嗅いでウロウロしてます。金払ってんだからもっと走れってば。つまり写真はやらせです)
宿は宿で
ちょっと田舎もんには場違いなほどオシャレな感じで
さりげない高級感
そして当然のようにわんこに対する至れり尽くせり感満載。
宿に併設のドッグランも超充実。
相手の大きさに関わらずよそのわんちゃんに異常な緊張で顔が尖っちゃうチロたん。
この頃オレ的には、チロルもよそのワンちゃんとも仲良くしてほしくて結構な頻度でドッグランに連れて行ってた。
今は完全に諦めて(→諦めた理由その1、諦めた理由その2を読む)犬里離れてマウンテンベースで家族オンリーの日常がメイン。
なぜオマエの方が尋常じゃなく逃げるのか?
もはや人間程度には犬の世界のコトなど何もわからない。
(この先も写真はカメラの設定のせいでブレまくって、カメラが趣味ってのを内緒にしたいくらい下手過ぎますが、ごめんなさいそこスルーでひとつ)
チロたん!(人間の思惑の)遊ぶアトラクションがいっぱいあるよ!
「ほら!チロたんここを渡るんだよ。楽しいね!おいで♪」と手本を見せる親方(ヨメ)。
・・・。
コレは人間が渡って楽しむ起伏じゃねえんだチロル・・・。
気を取り直して
チロたん!下ばっか見てないで上!うえ!
チロル、カマーン!と英語で叫んでそうなダッシュのオレ。
目指すはバーの障害物をジャーンプ(人間の思惑)
(チロたん用に一番低い位置にバーを設定しなおした)
カマーン、チロル。
いい感じで加速するチロルと不気味な笑顔のオレ。
(写真ブレブレはスルーで)
ノォーーーー。
40過ぎたおっさんが超絶低いハードルをジャンプして遊ぶ図になっちゃっちゃ。
今度はママと一緒なら・・(もはや淡い期待)
おいで!チロたん!(たくみにチロルを障害物の方へ足で誘導)
ママの誘導もなんのその。
障害物を瞬時に察知するアイサイト搭載犬。
そして運動神経なさそうな親方ジャーンプ・・・。
諦めずに往復でトライしてみる親方。
チロたん、おいでって!楽しいよ!
・・・。
今度は(もうウチらも無理だと完全に気づいてるけど)
こんなブリッジがあるよ・・・チロたん・・
ねぇってば・・
もうね・・・。
犬のために作られた全てのアトラクションを40過ぎた夫婦がガッツリ楽しむコトで元を取ってやりましたYO。
あー楽しかった。
これらの経験からマウンテンベースには犬用アトラクションは一切作っていません。
人間の思惑なんて知ったこっちゃねえ by チロル