ワーゲンバス壁の続きとベッドの設置(親方大活躍の巻)
どうやらユアハイネスが自分の存在を最大限にアピールしてるご様子です。
どこの侍従がこんな意地汚いお姫様にご教育なさったんだろう。
今回もバスかわいいよバスのお話。
例によって長いので、車に興味ない方はブラウザの戻るボタンでリターントゥマイセルフ。
もう3月も半ば。
遥か先の未来だと思ってた2019年GWって来月の末じゃないですかっ!
ここんトコ山に行けば…
♬アンメアンメふんれふんれ
かーさんがあああぁああああぁぁああぁぁ!
と、
若干情緒不安定にもなるってもんです。
日曜日の天気予報も雨だったが、前日最終の予報では雨は夜更け過ぎに夕方からになった。
よおし!
このチャンス逃してなるものか(恨みはらさでおくべきか)
親方(ヨメ)も「親方も山に一緒に行ってやってもいいぞ?」な態度でござるし、やったるでえ!(クロガネロスをぶっとばせ!)
まずは、バス内部の壁をベニヤのカットだけしてまだ取り付けていないので、それを取り付けちゃいましょう。
ベニヤの化粧としてペンキ塗るかどうするか悩んでたけど、壁紙貼った時の余った切れ端を貼ってみるか?ってコトで、
暖房の効いた部屋から出たくない親方のために、下っ端のオレが道具なんかを色々を部屋に持ち込んで、
あの余った切れ端を継ぎ接ぎにしてやってみますよ。
現場監督(チロル)も監督中。
まったく図柄が合わないけど、こんなもんじっくり見やしねえよ!
色と雰囲気さえ合ってりゃイケるんじゃねえか?
(なによりあの切れ端捨てちゃうのMOTTAINAIファースト)
壁紙用のり塗って、
なで刷毛で気泡を抜いていく。(親方の大好きな工程)
もはや柄を付き合わせる必要もないので、サトシ(旧DIY師匠、現奴隷)に教えてもらった重ねて貼ってカットして合わせるってのを今後の為にやってみたい。
重ねた部分をカッターでカットして、
上と下を引き抜くと、
すげえ!ぴったり合わさった。なるほどー。
清々しいほど柄があってないのは想定の範囲内。
折り返してテープで留めて、
さらにガムテで補強。
バス内部に持ち込んで、壁の上からビス留め。
このビスが見えないように、ベニヤの状態で先にビス留めして、ちゃんとパテ埋めしてから、壁紙貼るか?とか…
すげえ面倒な方法を考えてたから、いつまでも先に進まなかったけど、
ええい!ビスなんぞ見たけりいくらでも見せてやるっ!
な、態度で簡単な方向へ流されるチロル工務店。
いつまで経ってもも完成しない手の込んだバスより、すぐにでも寝泊まりできる「ええい!見た目などどうということはない!」なバスを選択。
ビス見えるどころか、壁紙の柄すらあってねえし。
取り付けてみりゃ、柄の合わない壁紙だって思ったより気にならない(気がする所存)
あーゆうデザインなんだよきみぃ。
ここであの名言、
一点を見るな!大局を見ろ!
(▲オレのバカ師匠サトシの教え。要するに「チッチャイことは気にするな! それ! ワカチコ!ワカチコ!」)
そんな柄よりも、
・・・。
コッチの方がダメージでかい…。
のりが乾いてないうちにビス留めしたら…。
ビスが壁紙を巻き込んのだよふざけんな。師匠(サトシ)死刑。
この日は、
ツチノコの発見もしくは惑星直列レベルの幻の「親方やる気スイッチ」のスイッチが入っちゃったらしく、
反対側もひとりで貼っていく。
壁紙は親方に任せて先に行け!な所存。
親方が一人で壁紙貼ってる間に、ラスト一枚仮置きしてたガルバをビスで固定して、
親方が壁紙貼ったベニヤをガルバの溝を使ってこんな感じで所定の位置にセットしたら、
やる気スイッチ暴走気味の親方が、
ドリルビスでベニヤをボディに鉄板ぶち抜いて留める図(やってみたかったらしい)
かなり手抜いた印象は拭えないし、壁紙も柄を合わせないという暴挙に出るわ、ビスなんて隠すどころかむしろ見せたい方向だわ…。
納期が迫って追い詰められると、何をしでかすかわかったもんじゃないのが、我がチロル工務店。
やる気スイッチ暴走親方とお姫様ひとときの休息。
普段ならこの後雨予報だし「今日はここまでね?」にするところだが、今までちっとも進まなかったストレスとクロガネロスから立ち直る為に「ええい!これでベッドを組み上げられるじゃないか!いくぞ!野郎ども」と、掛け声だけ威勢がいい親方が休息してる間に、
天才設計士オレ考案の可動式すのこベッドの致命的な欠陥を補正するのだよ。
致命的な欠陥とは…
引出す際に700mmは動かないと(引き出せないと)イケないってのに、当初考えた1×4材利用だと400mmほどしか可動域がなかったということ。
可動式すのこベッドの仕組みばかり考えて採寸を怠った結果でござる。
安西先生ごめんなさい…。
んが、この程度のトラブルなんて、
リカバリー王・オレには朝メシ前。
1×4材を長尺方向に2分割して、
1×2材を4本作る。
これで700mmの可動域の確保に成功。
やる気スイッチが暴走の挙句イカレちまった親方が、
前後の固定板をボディにビス留め。
(ドリルビスでバスの鉄板に縫い付けるの気に入ったらしい)
後ろは、
引き出した際ロープで吊る金具分をちゃんと開けてあるのだよ。
『戦いとは、いつも二手三手先を考えて行うものだ』というシャア少佐の教えをしっかりと守る。
さあ、ここからが…
夫婦二人だけでできるかどうかわかんないゾーンに突入。
この2×4材のカタマリ(1300mmの2×4材15本)を外で組んで、二人でバス内部に持ち込むミッション・インポッシブル。
(持ちにくさと重さ的にどうかって話で)
ええい!とにかくやるだけやってみよう。
どうしても二人で持ち上げられなきゃ、奴隷(サトシ)を「5分で来い!」と呼びつければいいよ。
スライドの際干渉しないようにスペーサーを入れて、
互い違いになるようにさっき作った1×2材で留めていく。
ここでオレとしたことがカメラの充電が切れて写真がないが…
なんと!この2×4材のカタマリを二人でバスに持ちこむコトに成功。
(そもそも写真に撮ってる余裕なんてない)
親方は途中何度も「ちょっと降ろしたい…」と泣き言を言っていたが、ヒーヒー言いながら、どうにかこうにかバス内部の所定の位置へひっくり返して置いた。
まるでひとりで運んだようなポーズだが、本当に親方よくやった!
燃え尽きる前最後の力を振り絞って、
後ろに引出すスノコに固定を兼ねてマットレスずり落ち防止な枠を取り付けてもらって、
その間にオレは、
前に引出す側の脚部を作り直した。
真ん中のくぼんでる部分を荷物置きとして最大限に活用したい。
キャスターは廃止。
裏にフェルト貼ってフローリングの傷防止とする方向。
上部は1×6材で補強するので、あの真ん中部分も強度は問題ないと考える。
タイヤハウスの出っ張りのサイズを測ったのに、内側にズレててやり直し(ちっ!)だが、もう疲れてるし、可動式すのこベッドがちゃんと動くかどうかだけみたいので、このまま一旦仮留めして、
ベッドにするために引き出したバージョン。
逆に、後ろを引き出して、景色のいいところでくつろぎたいバージョン。
金具を付けて上から吊ることで強度を出す所存。
よおし。最初に考えた通りなカタチにはなったじゃないかっ!
んが…
しかし…
このやろうったら、
動きが全くスムーズじゃねえ…。
想像以上に重いしスベらない…。
コレはちょい改善しねえと…とても実用レベルじゃない。
でも作業としては今日は流石にここまでなので、一回はマットレスを入れてベッドにしてみたいじゃないじゃない?
うおおおお。ぴったり。
いいぞ!いいぞ!オーレ!
ちょ親方、寝てみって!寝てみって!
ああ!いいねえ!チロたん!いいよねえ!!
んだろ?
そんじゃあオレも参加するっ!
やっぱりイナバ3人乗っても大丈V!
二人してとんでもなくダサいカッコしてんのは目をつぶってください。
ワーゲンバス室内横幅(1500mm)ほぼ一杯のダブルサイズ(1400mm)だもの。
もはや動くダブルベッドと言って差し支えない。
これで3人快適に寝られるな。
車内はベッドにした時にだいぶ狭くはなるけどそれは仕方ない。
だって動くダブルベッドだし。
大人2人(うち一人デブで湿り気十分)+チロルが快適に寝る事ファーストの結果がコレ。
可動式すのこベッドを後ろに収納して、マットレスをソファ代わりに下におろしたバージョンが、
こんな感じ。
さらに、三つ折りの一枚だけ後ろに起こして背もたれチックバージョン。
このカタチにすると、
だいぶ狭くなるけどこれも想定内。
マットレスを下に下ろすとスノコの上はガラ空きなので、邪魔な荷物はコッチに移動してもらう方向。
いい加減日も沈んで、親方は寒くなってきたのとメシを作るので、ここで離脱して(今日は本当によく頑張りました)オレはもうひとつやっときたい事がある。
バスの前後の仕切り(目隠し&断熱)として中空ポリカな方法を却下して、スクリーンとして使えるような白い布(シーツ)に変えちゃおうかと思い始めていたが、中空ポリカにスプレーのりとかでシーツをぴったり貼るか?な案もあるよなと、久々に中空ポリカを実際にカウンター置いたまま取り付けようとしたら…
カウンター天板に引っかかって入りもしねえ。
んもう…。
これは中空ポリカのやろう端材置き場行きかな…?と頭をよぎるが、ええい!まて。
せっかくカットしたんだし、と
下を短くしてなんとか入るようにして、保護シールを剥がし、
この中空ポリカを白くスプレーして、それがそのままスクリーンにならねえかな?と。
だいぶムラになったトコでスプレー切れだと?このやろう…。
今にも雨が降り出しそうな中、
バス内部を塗装した白塗料がわずかに余ってるので、超面倒くさかったけどコンプレッサー用意して、塗料のシンナー割り作って、
雨予報に追い立てられるように、コイツを急いでアイツに吹き付けて、乾燥待ちの間に現場の片付けをして、
もうちょいで乾燥しそうってトコで雨がポツポツと。
車ん中で最後の乾燥待ち。(また車ん中シンナー臭くなっちまう…)
それ以外にも以前一度試してみたら、割と雰囲気よかったLEDテープライトを、
あの溝と、
反対側にも両面テープ(もともと両面テープついてる仕様の商品だった)でつける。
車のバッテリーやポータブル電源に頼らない単4電池式。
実際に暗くなってから点灯すると、
おおおお!
なんか!2001年宇宙の旅の船内みたいな感じじゃねえか。
いいぞ!いいぞ!オーレ!
これにキャンプで使ってたLEDランタンも持ち込めば、車内の灯りは全て乾電池でバッチリだな。
で、スクリーンだけど、
こんな感じに。
なんか!こっちの方がシワも寄らないしいいんじゃねえか?
ただうっすらと段ボールちっくな横筋が見える感じ。
現在バス内部はマットレス敷いてあるベッド使用の状態だし、
予報通り雨が降ってきた夜に、ちょいこのスクリーンでテストしてみたーい!
そうゆうのは大好きだから疲れててもやるオレ。
MacBook内の写真を映写してみた。
おお。
こりゃいいかも。
ただ、
なんか…発色悪いので、色々設定もみてみたが、
設定みるも何も、輝度調整くらいしかできず、あまり改善ならず。
まあ贅沢言っちゃいけない。
ここはワーゲンバスの内部だと思い出せ。
MacBookからHDMI経由でYouTube画面にしたら文字はほぼ読めない。
このプロジェクターにWiFi繋げれば、プロジェクターのメニューにYouTube見る機能が(PC繋がなくとも)あるので、いずれその画質と比較してみたい。
で、中空ポリカ・白塗装スクリーンバージョンでの上映開始。
マジすか!
バスかわいいよバスの中で、スターウォーズに続き、
ゴッドファーザー。
マーロン・ブランド最高。超絶かっこいい。
神様、もし次に生まれ変われるとしたら、福山雅治でも三遊亭小遊三でもなく、タキシード着たマーロン・ブランドでひとつ。
見始めるとヤメられなくなるので冒頭シーンだけ見て、
プロジェクターをどう設置するかも考えどころだな。(現状輪ゴム)
上にプロジェクター設置用とネット使った収納をしよう!ってバー(1×4材を半分にした自作1×2材)は、三つ折りマットレスを畳んだり引き伸ばしたりする際にガンガンぶつかって、超絶に邪魔になるコトが判明。
なかなかウマくいかないのう…。
要対策。
このプロジェクターは、単焦点なので画角出すのにシビアな位置決めが必要。
あとはHDMIで接続したMacBookの置き場所なんかも考えなくちゃ。
何しろ狭いからなあ。
なんにせよ車中泊の旅に出て、雨が降ったり、宿泊(車中泊)場所がキャンプ場じゃなければ、案外暗くなってからやるコトない夜に、スターウォーズとゴッドファーザー見られるってコトだけは確認した。
ここんトコ雨予報続きだった休日が続いたが、雨降る前の時間に久しぶりにチロル工務店フルキャストでかなり進められた気がした休日でした。
まだ考えるコトもやるコトも目白押しだが、最悪これで車中泊はできる所存。
(ベッドはまだ仮組みだけど)
よおし!
待ってやがれ2019GWめっ!バッチこい!