2019年4月30日（火）雨（曇り）

いよいよ平成ラストの日。
昨夜あの後「台風かよ？」って雨と風でしたが…
バスの中だから、さすがゴッグだ！なんともないぜ！ってコトでよく眠れました。
これキャンプでテントだったら一晩中泣き明かしてた。

この日朝イチのフェリーで四国本土に戻りたいので午前5時には起床。

平成ラストの日に雨とか…平成最後にサトシを死刑にしてやる所存満々。

二泊目となる「道の駅 小豆島オリーブ公園」はそこそこ車中泊組が。
どうやらチロル隊は左の奥の隅っこに陣取ってやがるようです。（矢印）

んでもちょい下の駐車場は全然ガラ空き。
10連休のGWでこれならいつ行っても大丈夫なんじゃねえか。

この日は、やっぱ昨夜の大雨と、
さらに風呂に入った後の二人分のタオルを車ん中で干したせいで、

中の結露がとんでもなかった件。
ここまでは、
窓がうっすら曇る程度で結露は一切なかったが、この日だけは結露すごかった。
あのやろう（サトシ）死刑。

窓の結露は下のボトルに水が溜まる100均ワイパーで取って、テントじゃないから撤収が楽だよなあ…さすが車中泊！なんともないぜ！と、

チンタラしてたら…
ちょ、フェリーの出港時間確か6:25なのに間に合わねえ！
せっかく早起きしたのに！！バカやろう。
どうしてこんなに時間の読みが甘いんだ。サトシのやろう死刑。
ここからフェリー乗り場まで20分くらい。

まあでも次のフェリーは7:20だし行くだけ行ってみようと、
6:20にフェリーのチケット売り場に行ったら「6:25のフェリー乗っていいっすよ！YOU！その目の前に停船してる船にサッサと乗っちゃいなYO！」と。

マジすか。

フェリーってそんな駆け込み乗車とかオッケーなのかよ…と、
予約の件も含めて、フェリーの仕組みに色々と戸惑いながらもラッキー！と、
言われた通りサッサと乗り込んで、

車も反対側に車がもう3台だけ。ガラ空き。
船内も

ガラガラ。
ホントに今皆さん浮かれてる10連休のGWなんだろうな…。
あまりにGW前からフライング気味に突っ走ってきたら、オレなにか重大な勘違いしてんのかな？と不安になるわ。

相変わらずいつ出港したのかわからない静かさで、乗ったと同時に出港フェリー。
流石に朝なので3分では寝ない女性陣。

さらば！小豆島。
今度来るトキは、おっさんがうるせえから…醤油の感動ストーリー勉強してからまた来るわ！

なんか雨は止んできたぞ。
オレへの神の祝福加減半端ない。
このデッキも天気のいい日なら、さぞかし気持ちいいだろうに…。

ああ、やっぱ今ゴールデンウィークであってそうだな？と鯉のぼり見て思う。
さすがに朝起きたばっかでは寝ない女性陣も外に出てきたので、

誰もいねえからって…タイタニックしちゃうバカ。
船といえばタイタニック。この発想の貧困さが、何かと映えねえ理由。
オレナルド・ディカプリオの後ろ（背中）にもう一匹いるけど。
三位一体。

1時間ほどで高松に戻ってきたった。
んが、
やたら帰りのフェリー料金は安かったな？と調べたら、
どうもオレは行きに「往復のチケット」を買っちまったらしく…
（予約なしの早いもん順って言われたからオレ往復でなんて頼んでないっすよ？）
知らずに帰りのチケットは帰りで買っちまったようですYO。

ダメかもしれねえけど、一応窓口行ってみるわ、と、

おう。ドコ行きか知らねえけどGWっぽくなってやがるな？
（もうここまでくると少しくらい混んでると嬉しい）
で、
職員さんにワケ話したら笑顔で帰りのチケット分返金してくれた。
ありがとう！！

んじゃ、チロル隊！
高松再上陸から次の目標は「こんぴらさん」こと金比羅離宮に照準あわせよ。

チロル隊淡路SA（初日）からのルートはおよそ、

こんな感じ。（かなりアバウトです）

おっ。それらしき風景になってきやがった。
金比羅は近いぞ。
超絶にどんよりしてる空だが雨は上がってる。

近い駐車場はどこなんかな？と探してたら、割とシャレにならないトコまで入り込んじゃって…やべえ！Uターンもドコですんのよ？ってジワジワ進んでたら、偶然そこに停められた完全に神に祝福されてるオレ。ｱｰﾒﾝ。

人力車的なのをどかして駐車させてくれた。
こんぴらさんへと続く石段の最初のトコじゃねえか？ここ。

んで、オープニングからとにかく石段が…
参道入口から御本宮まで石段の数は785段（奥社まで行けばなんと1,368段）だそうで…（オレ調べ）

ウチのこんちろさんも、

頑張ってせっせと石段を登る。かわええのう…かわええのう…。
ここはワンコばっちりオッケーな最高の神様。そうでなくっちゃ。

それっぽくなってきて、

雨上がりだから緑が映える。（カメラのモードのせいもあり）

長い長い石段を上がっていくチロル隊御一行様。

ここかっ！平成の最後にやってきましたYO！こんぴらさん！

手を清めて、

実は金比羅離宮本宮までは、
最後にまだ石段の続きがあった…。意地悪めっ！

石段なんてなんのその。ひゃっほーいこんちろさん。

若干ホモ・サピエンスの方がバテ気味…。

最後の方は流石のこんちろさんも少々バテ気味だったけど…
どうにか785段を自力で完全制覇したこんちろさん。
エライね！いい子だね！天使だね！

ひーひー言いながらホモ・サピエンス（メス）も到着。

ここが金比羅離宮本宮だそうです。

この先に奥社ってのもあるらしいが御朱印をもらう場所がここらしいので、チロル隊はここを最終目的地とする。
奥になんぞ用はねえ。

親方はスタンプラリーの続き、御朱印（四国八十八ヶ所霊場巡りとは関係なし）を貰いに行き、

オレとチロたんは親方を待ってるフリをしながら、
案外人前で出すのが恥ずかしい使い勝手の悪い平成最後プラカードで、こっそり写真撮ってた。

スタンプラリーから親方戻って、

毎回毎回飽きもせずに「ママーママー！会えて嬉しいっ！」ってwww
ほんの10分ほどじゃねえか離れてたの。

恥ずかしいアレを親方に持たせて記念撮影チロル隊。

ここが生まれて初めてにして平成最後のこんぴらさん。
チロル隊金比羅離宮制圧ニ成功セリ。

スタンプラリー（御朱印）後は散策しながら、

わんこのおみくじを引いて、

たいしてご報告するようなコトも書いてなかったので（吉）

神様との御縁を結ぶっと。

神様。オレら夫婦が願うことはたった一つだけです。

できるだけ長く（できれば永久に）チロたんと一緒に居させてください。
そのためにはサトシを生贄として何度でも捧げる所存です。
どうかお納めください。

なぜチロたんは避難訓練スタイルで背負われてるかというと、

流石にウチのお姫様に石段の下りを785段も歩かさられねえありをりはべりいまそかりという過保護な観点から。

途中、

こんぴら狗（いぬ）でもう一度チロたんの健康長寿をくれぐれもお願いして、

背負ってる方も背負われてる方も疲労困憊。

ちょっと目を離した隙に親方が、

これまた…

映えてんだかなんだか微妙なアイスを買うグッジョブな親方。

うめえ！タウリン1000mg配合かよ。元気出た。
ファイトー！いっぱーつ！しながら目指すは、

石段を全部下った参道沿いにある、
ワンコもテラス席ならオッケーな手打ちうどん屋。（てんてこ舞）

やっぱ「うどん県香川」にきたら、うどんは食っときましょうそうしましょう。

オレはチロたんと外で待って親方が注文したのは、オレ用の…

ぶっかけ肉うどん（大盛り）とおいなりさんとオニギリ…。
く、食い過ぎじゃねえか？オレ。

どうやら親方もつい頼みすぎたご様子。

んじゃ、

平成最後のうどんを！

ガッツリ食ったります。
うましっ！

チロたんだって、ここは「うどん県香川」だもの。

ジョーズのテーマ曲とともに、

デーデン、デーデン、デッデ デッデ デッデ デッデ…

カプっとな！
ああ。ヒトの食べ物をわんちゃんに与えないようにしましょう。
ね？シツケの先生？（誰？）オレ言ってるコト間違ってないっすよね？

オレ最初に「こんなに食えるかよ！」って言ったような気もするが、
超楽勝で完食して、

腹十二分目で一服。シフクのトキ。

テラス席は、

店の裏手のこんな感じのトコです。
すぐ横の喫煙所（灰皿設置場所）から撮影。

ペットオッケーなお店はマジでありがたいです。
こうゆう店は国から表彰されたらいいと思う。

そんじゃあ！
こんぴらさんも気が済んだので、これよりチロル隊はソロモンを目指す。
総員戦闘配置につけ。

ソロモン到着までおよそ35分。
てか、
我がホワイトベース…こんぴらさんを出発したら、

こんぴらさんに向かう側の道がとんでもなく混み始めていた件。
もうこの神のご加護っぷりったら。ハレルヤ！オレ。
やっぱ朝早い時間がよかったんだな。（朝イチのフェリーに乗れたことが大きい）

うどんをたらふく食っちまったら、

即寝のメスども。

あ。
ちなみにオレは運転中助手席で寝られるのはまったく問題ない。
いい人ぶりたいんじゃなくて。
むしろ首傷めずに寝れるよう親方にネックピローとか買ったほど。
（思ったより使ってくれなかったけど）

どころか、横で親方が寝ると…
起こさねえようにできるだけ静かに走るほどの気遣いをするハレルヤ・オレ。

これはまったく無理してんじゃなくて、隣で寝られるのはホント全然構わないんだよね。
そもそも無防備にぐっすり寝てる親方＆チロルを見るのが何より好きってのもあるし。

ただーし！
そんトキに車ん中でかかってる音楽がエンヤとかなら、オレも間違いなく一緒に寝てまうので、音楽だけは！音楽だけは！
オレが一緒になって歌える選曲をするぞ！と決めてある。

オレが興奮しちゃって車ん中で眠くなることはねえYO！ってのは、80年代の音楽が主なので、1975年のワーゲンバスで、昔やってたようにオレ的ベスト！カセットテープな方向で80年代の音楽全開（1000曲近いオレベスト）

もはやこのバスはタイムマシーン。

一度窓を開けっ放しで信号待ちで停まったときに、親方が目覚めて「舟歌 / 八代亜紀」熱唱してるオレを見て
「恥ずかしいから音を小さくするか窓を閉めろ！」と叱られた。

や、約束が違うじゃねえかっ！いいから寝てろ。
その他、
この旅中、恥ずかしいから音を小さくしろ！って叱られた曲の数々が…

• 勝手にしやがれ / 沢田研二
• 二人の夏物語 / 杉山清貴＆オメガトライブ
• ハイスクールララバイ / イモ欽トリオ
• セーラー服と機関銃 / 薬師丸ひろ子

もっとあった気がするけどザッとこの辺。
他は80年代ロッケンロール！（これはまだ懐メロほどは叱られねえ）
もうオレはバスのステアリングをドラムセットか何かと勘違いしながら熱唱。
このステアリングドラムの練習のおかげでオレ実際のドラム叩けるようになった。
ライブハウス武道館へようこそ！

叱られようがなんだろうが、
こんな感じの曲がかかってる間は、オレは興奮しちゃって運転しながら眠くなることもねえのよ。
オレ的ヒロポン。だから安心して寝てろ。ライブ中のオレを叱ったりせずに。

んで、
到着したソロモンこと、

父母ヶ浜。
ここは日本のウユニ塩湖とも呼ばれるスポット。

当然映える写真を撮るには天候も時間もよろしくない。
映える時間帯は晴れてる夕暮れとかだろうけど、全然いいよ。

そもそも金比羅離宮もココも雨降ってねえってだけで奇跡。

海の気配がしてなんだか嫌な予感がする（I have a bad feeling about this）チロル姫。

そんじゃいい加減見飽きたと思うけど、
日本のウユニ塩湖で浮かれるバカ夫婦を一斉にどうぞ。

もうウユニ塩湖ってどうゆう写真を撮るんだっけ？とか、一切思い出せずに、
とにかくもう、はしゃいどけ！はしゃいどけ！ってバカ夫婦。

これも人もまばらですげえ空いてるからできるコト。
こんなん周り観光客だらけなら、オレのメンタル的にとてもじゃないけど恥ずかしくてできやしねえのよ…。

よおし。10連休のGWはもうオレは神に護られてるコト間違いなし！
ハレルヤ！グロリア！アーメン！

この先なにもかもうまくいく予感しかしてねえ。

そんじゃ本日の最終目的地ア・バオア・クーへ。

道中渋滞も一切なく
（てかこの旅中、高速で一度も80km以下で走ってねえ。ゴッドブレスオレ）
なんだけど…

やたらと不穏な方向の霧の中…
チロル隊はア・バオア・クーこと松山城へ。

明日まで雨予報だし、
もうこのまま四国を一周する勢いで愛媛を制覇してから、
元々の目的地である重要拠点四万十川は天候が回復してから襲撃する所存なチロル隊でござる。

続きは後日。
いつもこんなくだらねえブログを読んでくれてありがとう！
ゴッドブレスユー＆ミー！