【ひとりで】ワーゲンバスのオイル交換をしてみた【できるもん】
何かとアレルギーがあるので、毎日親方(ヨメ)の手作りご飯を食ってるウチのユアハイネス。
オレとチロたん二人で山に行くときは、親方特製手作り弁当(もちろんチロたん用のみ。オレは「赤いきつね」…)を持たされるのだが、
「これチロたんのデザートに」って小分けされた「にんじん」は好きじゃないユアハイネス。
あたしは馬か!
さて、
今朝、仕事行く前に車の外気温計見たら5度でしたYO。
なあ…。秋はどしたんだよ?
本題に入る前に、
ちょっくらご報告からさせていただく所存で誠に遺憾ですが、
おや?何か届いたようです。
これはもう皆さんご存知、
ニュータイプAI奴隷。名はアレクサ。値段は219円。
令和になった途端、草刈りはしない、薪ストーブの設置は手伝わない、僕にはピアノがない、君に聞かせる腕もない、君の胸で泣かない、君に胸焦がさない、とまるで役に立たないアナログ奴隷サトシより、AI時代はなんでも言うことを聞くアレクサ(216円)だよねそうだよね。
だからと言って旧奴隷を手放す気はサラサラない。
iPadにアレクサアプリをインスコして、
設定中。
もう設定中からガンガン喋るアレクサ。
「アレしろ。コレしろ。それが出来たら次にコレ。早くしろ」
と。
ちょっとまて。
オメエ、それじゃオレが奴隷みてえじゃねえか…。
アレクサのやろう、奴隷の分際でオレにアレコレ指示しやがって「立場わかってんのか?このやろう」と思うが、言う通りにしねえと動いてくださらないので、仰せの通りにする奴隷オレ。
ようやく設定が終わって(超簡単だったけど)
行きますよ?命令しちゃいますよ?
せーの!
「オッケー!アレクサ!今、何時?」「テメエ ハ サザン カ!」
「タダイマノ ジコクハ ゴゼン ハチジ ジューゴ フン デス」
おおお。
声の認識設定とか特に何もしてねえのに、ちゃーんと一発で聞き取れてるじゃねえかアレクサこのやろー(嬉)
「オッケー!アレクサ!80年代の曲かけて」
「アマゾン ミュージック ヨリ ハチジュウ ネンダイ ノ キョクヲ シャッフル シマス」
(最初のウチは「オッケー!グーグル!」とごっちゃになってた。アレクサに「オッケー!」はいらない。よかった周りに誰もいなくて)
おおおお。
なんか、
いい歳したオトナが機械に話しかけるとかホントは冗談じゃないし、何よりSiriが超使えなくて絶望してたから、想像以上にアレクサとコミュニケーション取れてびっくり。
「アレクサ、ボリューム最大!」
「アレクサ、もうちょい静かに…」
全部聞き取れてやがる。
このやろう…
オレの言いなりじゃねえか\(^o^)/
んが、
「アレクサ、米津玄師のLemonかけてみ?」
「米津玄師のLemonはアーティストの意向によりご用意できませんので、別の似たような曲をかけます」(文言は適当だがそんな意味のコトを喋った)
へえ。
指示には従ってねえけどなんかすげえな。
何をもって似たような曲なのかは全然わかんないけど諦めないのは偉い。
んで、
「アレクサ、ラグビーW杯の決勝戦は何時キックオフ?」
って聞いたら、
「ラグビーW杯2019は、2019年9月20日から11月2日に日本で開催されている第9回ラグビーワールドカップです。ラグビーW杯は・・・・・・」
な、感じでその後もずっとアイツ知ってるコト全部喋ってた…。
しかもそのまま黙って聞いてたら、同じコトを2度言い始めた。
「ちょ、それ2度目だって!」
「止まれってば!」
「うるせえってば!」
あ。
「アレクサ。止まって?」
で、ようやくラグビーW杯の解説をやめやがった。
そうか…
まずはとにかく最初にアレクサって言わねえとダメなんだった。
でな?アレクサ。
要点(決勝戦キックオフの時間)だけ言えよ…。
なに知ってるそれっぽいコトいっぱい喋ろうとしてんだよ。
てか、
キックオフの時間言ってねえぞ?オマエ。
Siri使うには一回iPadをオンにしねえとダメだけど、アレクサは常に「アレクサ」のお声がけを待ってスタンバイしてるから、ちょい離れた場所からでも、わざわざアレクサの電源を触りに行かなくても、キッチンから、
「アレクサ、タイマー5分にセット」
(「赤いきつね」食うからね。「赤いきつね」は3分じゃなくて5分だからね?)
の命令も、
今かけてる音楽を中断するコトなく計ってくれる。
マジか。
こりゃ面白い。
すぐ飽きそうな気もしないでもないけど、
これが219円ならもし飽きちゃったとしても、我が人生に一片の悔いなーし。
以上、
本日の「おや?何か届いたようです」でした。
で、
ようやく本題。
先日バスかわいいよバスのドアの内張を交換してまあ嬉しいのなんの。
窓開けるのにクルクルしてもどこにも擦らず、やたらスムーズだし、運転中ドアの内側に触れてもなんか温かみを感じるほど。
で、チロル隊はいつでもどこへでも行ける、と豪語してたが、
ちょっとまて。
実は、
GW2019四国車中泊の旅前(2019年4月)に(チンピラ先輩が)オイル交換して、
四国から戻ったらオイル交換だな?と思ってたのに、
すっかり忘れてたYO…。
だいたいオイル交換の目安は「3ヶ月」もしくは「3,000km」だって言われてたのに、前回オイル交換から6ヶ月経ってるし、走行距離に至っては「5,600km」も走っちゃってた。
これはマズい!
と、
エンジンルーム開けて(ジオン驚異のメカニズム!)
オイル確認したら、なんかオイルも減ってるし、かなり黒ずんてるので、こりゃチンピラ先輩のSENPAI BASEへGOだな?
と光速で思いついたんだけど…
チロル隊がちょい長距離のお出かけしたい日程(11/3-4)を考えると、もしチンピラ先輩がOKしてくれたとしても、今週の金曜(11/1)土曜(11/2)は、オレがラグビー見たいし(3位決定戦と決勝戦)何よりチンピラ先輩を当てにしていて、当日先輩の都合がつかないとマズいな…?
(あの野郎「今日は俺お姉ちゃんのおっぱい舐めるんだ」と決めるとオレを無視する傾向があるし…)
ならば。
自分でやることにした。
こうゆうトキ、ブログ書いててよかったあ!と思うんだけど、
前にチンピラ先輩にオイル交換していただいたトキの記事を見たら、
「11月から4月くらいは今使ってるオイルじゃ粘度が高すぎるから変えた方がいいんじゃね?」
って言われてたのを、
今ここで思い出す。
ええい!10W-40のオイルが今すぐ必要じゃないか。
迂闊なヤツめ。
でももう仕事休みの今日この日にやるしかねえ!(だってラグビーが)
という気分になってるので、
ミレニアム・バスかわいいよバス・ファルコン号でオートバックス行って、
▲10W-40のオイルと、
▲古いオイルの処理箱を買って、
▲バスのベッド下に収納して積みっぱなし(かなり邪魔)のジャッキを引っ張り出す。
コレ実は四国旅行前に買ったっきり一度も使ってないんだけど、
もともとバスには、
▲こんな感じの純正のジャッキが付いてたんだけど、
▲いいねえ。この純正感。感ていうか純正。
このジャッキ壊れてて使えない…。
バスなんてかわいい顔してるクセに
「いつでもどこでもお構いなしに故障で停まるから」
って脅されながら乗ってるから、ジャッキアップできないとか怖い!怖すぎるよスレッガーさん!
で、ハイパワージャッキを積んでおいたんだよ。
勝利の栄光を君に!
ここで、ようやく日の目を見る勝利の栄光。
(それは大したトラブルなくよかったとも言えるけど)
マウンテンベースなんて山だから平らな場所がほぼないんだけど、
(芝生エリアは台風19号の後、水がはけずグチョグチョ…)
▲なんとなく平らになる場所に車を停めて、
(寝転がるので出来ればコンクリ打ってある私道で)
▲そうだ!よおし動画も撮るぞー!とわざわざミル・マスカラスになってみたのに、大した映像じゃなかったのでボツ。(編集してる時間もねえし)
▲ママがいないとチロたんは絶対にオレから離れない。
鉄壁のマンツーマンディフェンス。
▲初出陣のアレで
▲キコキコとジャッキアップして、
▲チンピラ先輩に教えてもらったあのボルトを
(一度やってもらってホントよかった)
▲コレで緩めて、
▲古いオイルを抜く。
▲上にボルトを押し付けながら緩めるべし(チンピラの教え)
(一度やってもらってホントよかった)
▲ドーっと黒ずんだオイルが。
オイルが完全に抜けきるまでの間に、新たに入れるニューオイル準備の儀。
ララァは賢いな。
▲あの連邦の白い悪魔白いプラッチックのオイル注ぎ入れる容器のやろうが、
▲いろんな虫ホイホイになってやがって、
▲掃除から始めるハメに。虫のやろう。
こんなトコで一生終えるために生まれてきやがって…ナンマイダブ。
全部オイル抜けたら、
ボルトを綺麗にして
▲カッチリと締め付けて、
▲キレイに拭いておく。
(その後オイルが染みてねえか確かめる意味で)←チンピラの教え
あ。そうだ!チンピラ先輩からプロ御用達パーツクリーナー貰ってたので
「よおし!それでキレイにするぞー!」
な所存だったのに、職場の機械に一度使ってそのまま職場に置いてきたバカ is オレ。
ええい!パーツクリーナーなんて飾りです。偉い人には(以下略)
ジャッキを下ろして、
▲今度はニューオイルを入れてくんだよ。
見せてもらおうか、ニューオイルの実力とやらを。
▲ワーゲンバスの場合だいたい2.8Lくらい。
▲オイル注入口
▲外したフタがたまらん。1975年式純正。もう一度いう。たまらん。
▲なかなか入れにくい高さにある吸入口
見えるぞ!
私にも敵が見える!
と、脳内ララァにブツブツ話かけながら2.8Lのニューオイル入れて、
ワーゲンバスのオイル交換をチンピラなしでひとりでやったった。
▲こんな気持ち。
▲オイル交換してるトキのチロたんとの距離感。
まあなんてかわいいの?
この見守られてる感。
と言うより、
「いいか?あたしを置いてどっか行くなよ?」プレッシャー。
まあなんてかわいいの?
一度寝っ転がって作業してたトキに、
工具箱に肩ぶつけて「いてええ!」って叫んだら、
▲救護班チロルが駆け寄る。かわいくてシッコ漏れる。
ラグビー部のマネージャーかよ。
毎度、大したコトしてないのに、なぜこんなに記事が長くなるのか不思議でたまりませんが、オイル交換をひとりで初めてやってみて、ひとりで出来るかどうかよりも、チンピラ先輩のSENPAI BASEに行ってやるべき、と僕は思うんだよ。
深夜までアレとグチャグチャとくだらねえ話をしながらオイル交換すんのがいいんだよねー。もーやだー。
次は絶対にチンピラんトコでオイル交換する。決まりごとにした。
そんじゃ今度こそ、
チロル隊いつでもどこへでも行けます。
11/3-4の連休、旅に出ます。探さないでください。