マジで?コレどうすんだ?

まったくのド素人が小屋らしきものを作ってみた

【車中泊の旅】オレたちの夏は終わらない2020【Episode I 出発編】

この程度の車ならあたし運転できんじゃね?って自信はある。


今更感バリバリロケンローですが、ようやく9月の3連休のデキゴトなどひとつ。


世間の野郎どもは4連休なんでしょうが、こうゆう連休って大抵土曜日を含んでやがる。
ウチはどうしたって土曜日休みにはならねえので、たったの3連休しかないんだよ。


連休なんてねえよこのやろう!って方は…
サトシの肛門を気が済むまでケルヒャーで攻撃して構いませんので。
サトシはその為にこの世に生まれてきたんだと思います。


4連休と3連休ってたった1日の違いだろ?
と思うかもしれませんが、
いいすか?
1日早く休みが始まる野郎どもなんて、オレが休みだあ!って瞬間にはもうすでにアチコチに陣取って遊んでんのよ。


後からノコノコ出掛けてったトコで、オレらが遊ぶ隙間なんぞどこにもねえな?って目に合うの。


特に夢中でキャンプしてた頃(7~8年前)は、
気の早いヤツなんぞ金曜の夜から出撃してやがるからね?


日曜日にうっかりキャンプ場なんぞ行っても「わあ❤︎人がいっぱい。…んじゃ帰ろうか♪」てなもん。


土曜が休みにならねえ限り常に出遅れるチロル隊が心置きなくいつでもキャンプ出来るようにマウンテンベースがあるんだよ。そういえば。


今じゃあすっかりキャンプなんぞしてないけどー。
だって小屋が快適すぎてね。
あの小屋は1年半かけて設営したテントだと思ってるし。


んで、
3連休初日(日曜日)の天気予報のやろうがね…。


地元も目的地も朝9時から15時くらいまでが傘マーク…。


その後(連休2日目3日目)は、どうにか傘マークは消えてるけど、実にコロコロ変わるので油断ならねえ次第。
サトシ、てめえ歯食いしばって肛門緩めて一歩前へ出てごらんて。


仕方ねえ…初日は雨の状況見て出発すっか…?
最悪日曜の夕方とか夜出発で…って随分と緩い計画に。


なので、
土曜日は仕事終わりから午前3:30までレコーディング(偽)と編集してたんだよねー。


日曜日(連休初日)。
朝起きたら雨なんぞ降ってねえじゃねえかああああ。
すぐに降り出しそう(泣き出しそう)って気配もねえ。


眠たい目をこすりながら急いでシャワって、雨予報のせいで本来バスのルーフに積むハズの荷物を一旦車内に避難させてたのんを、

(▲プレミアついてると知った以上持ち歩きたいランタンもちゃんといますて)

ルーフに荷物積み直して、

相当出遅れた感はあれど、PM12:50(ヒトフタゴーマル)チロル隊出動準備完了です。


いつでもイケます!


が。
まずは…

地元のスーパーで、

飲み物その他を補給(前日にしとけ①)してチロル隊ご自慢の冷凍冷蔵庫にイン!


車で使うトキは、シガーソケットから電源取ってるからエンジンかかってるトキしか冷えねえんだけど、クーラーボックスより断然冷える。
マジでコレは大正解な所存。ただしデカいけど。


スーパーの後も、ガソリン入れに行ったり(前日にしとけ②)、
有料道路の割引チケット買いに行ったり(前日にしとけ③)、
なんか駐車場でエンストこいたり
ラジバンダリしてたら、


目的地到着予定時刻が16:29て。出遅れたなんてレベルじゃねえ。

ララァ…私を導いてくれ…。


まあでも。
雨なら夕方か夜出発だったってコトを考えたら釈迦のような気持ちで許したるよ。


んが。


まだ地元からも抜け出せてねえって場所で、

バスかわいいよバス緊急ピットイン。


さっき駐車場でエンストしたのもそうだけど、なんか本日バスかわいいよバスのエンジンのご機嫌が悪いイメージ。


どこがどう調子悪いって言葉で詳しく言えねえけど「エンジン快調\(^o^)/」とは言っちゃダメなこの雰囲気。


エンジン音とパワーの伝わり方に違和感がある。


ここならまだ最悪チンピラ先輩駆けつけられる場所(だってまだ地元)だし、
ここからならどうにか家に戻れる。


これより先に進んでから「あら❤︎止まっちゃったわ♪」とかマジふざけんななので、ここでチロル隊この先に進撃すべきかどうか重要な局面。


と言って、

チンピラ先輩じゃあるまいうっかりエンジンルーム開けたからって


「はい!やっぱりね?ココだよ!ココ。思った通り♪」


って気づけるとは1mmも思えねえんだけど、やっぱこんなトキくれえ雰囲気的にエンジンルームくれえは開けねえと…っていうエンジントラブル対応コスプレな所存。


前に一度トラブルになったプラグが抜けてやがったとか、わっかりやすくベルト切れてたとか、そのくらいは確認しときましょうそうしましょう。

車検んトキにバッテリーも変えたばっかだし、プラグも4つとも抜けてねえし、ベルトも切れてねえ。


他なに見ればいいかわかんないので、


オッケー♪バス異常ナシ!(と思いたい)
繰り返す!バスに異常は見当たらず!(なにが原因かまるでわかりません)


親方(ヨメ)の「おい貴様。マジで大丈夫なんかよ?」の痛いほどの圧を跳ね除けたった。


んで。
この余計な修理コスプレした際、
エンジンルーム閉めるときに左手親指を突き指しやがったの。


まだ地元からも抜け出せていないこの時点で負傷て。


サトシ、こっちおいで?ケルヒャーで肛門とかなにもしねえから。


ひどい突き指じゃないので、腫れもねえし全然大したコトないんだけど、
その割に地味に痛くて指に力が入らねえこのイラつきったら。


左手親指が常に「僕はここにいるよ?」と主張してやがる。
青山テルマか貴様。


普段左手の親指がどこにあんのか気にしない生活をしてると、左手親指が突然「僕ここ」って主張するだけで、案外頻繁に左手親指が使われていることに気づく。


チャックを閉めようと抑えるとか、シートベルト外すとか、ボタン付きのドアの開け閉めとか、イチイチ「痛っ!」ってなるわ!こんのやろう。


だから前日にギター弾いといて良かったよ!
こんな親指で5弦6弦ミュートとかできるわけがねえもの。


バスと左手親指に一抹の不安を抱えながらチロル隊再出発の儀。


どうも減速してクラッチ切るとエンストしそうな(てか実際有料道路の料金所でエンストした)雰囲気漂ってんだよな。


しかも地元からだいぶ離れちゃってからの道中が…

しばらく災害復旧工事中で、

こんな道が続いてやがらあ…。マジすか…。


万が一こんなトコで止まっちゃったら、迷惑とか助け呼ぶとかそんなレベルじゃなく、その場にいる全員であの崖の方にバス押し出してどかされてまう。


おそロシア…。


しかもちゃんとこの道で2回ほどエンストしたのなんの。


そのエンストが2回とも緩やかな下り坂だったので、スターターキュルキュルして周りにエンストバレねえように下り坂を利用した押しがけの要領でエンジン再点火してやった。

慣れていくのね…自分でもわかる…


親方は「もうダメだ…こんなんで辿り着けるわけがない」って雰囲気。
だけじゃなく口に出して言いやがった。


ヤメて。オレも親方とほぼ同じ意見なんだから。
口に出すと現実になっちまうから。


減速してクラッチ切るときは、ヒールアンドトゥの様相で右足つま先でブレーキ踏みつつ、右足のかかとでアクセル煽ってエンジンの回転を落とさねえようにしながらの運転。


わしゃアイルトン・セナか。


途中でメシ食うかって言ってたのに、運転に神経使うわ、道は災害復旧工事中だわ、ちょっと休憩がてら食えそうな場所もなく、ほぼ目的地付近まで来ちまったので、

チロたん&親方トイレ休憩だけしてもうこのまま目的地まで行っちまおうと。
チロたんが相変わらず親方の消えた方から目を離さない忠犬チロ公っぷりを発揮。

ママに再び出会えた奇跡を全身で表現。離れてたの3分ほどな?


ここら辺では、もうエンストもあまりしなくなって、停止後のエンジン再始動も一発だし、そんな調子悪くもねえな?とは思ったんだけど、出発早々のイメージが拭い去れずに。


ナビの「目的地までの残り時間」がまあ長く感じたのなんの。


それでもバスは途中で致命的に止まっちゃうコトなく、


16:04(ヒトロクマルヨン)


チロル隊最初の目的地ルナツーこと

道の駅あがつま峡にどうにか到着せり。


もうね、結構な緊張を強いられたアイルトンな運転して、やっとの思いで目的地に到着したので心身ともにぐったりしてたんだけど、それらを一気に吹っ飛ばすタウリン1000mg配合なデキゴトが。


なんと!

この世で一番かわいい生物でお馴染みの日本スピッツが二匹も我がチロル隊をお出迎え。
おい。チロル。皆さまにご挨拶すんのにケツを向けるな。ケツを。


マジすかああああああああああ。超かわいい。

名前は「そら君」と「けん君」


聞けばこちらの二組も今日この道の駅(ドッグラン付き)で待ち合わせしてたそう。
なんか断りもなしに勝手にオレらも参加しちまった感じで申し訳ねえ。


知らない白いのんに興味持たれて幽体離脱開始するチロル。

あたしのカラダはココにあるけど、意識は別の場所に飛ばして浪漫飛行へとin the sky。

こんなに他のイッヌがニガテなイッヌていんの?
子供の頃にイッヌに追いかけ回されたとか指噛まれたとかトラウマでもあんの?


とにかく出先で日本スピッツに出会うコトってホント稀なんだけど、
こうゆう現象を「スピマジック」と言うんだよ?ってアナザー実家(クロガネ邸)に帰省したトキに、うっかり出会ったスピ飼いさんに教えてもらった。(案外出会ってる)


ウチの白いのん一匹だけなら、周りの人に


「きゃあああ!真っ白ー!ふわっふわ!キレイにされてますねー」


って言われるコトも多いんだけど、


こうして他所様のスピッツちゃんと並んで比べられると、
ウチのんが如何にボサボサで薄汚えのかを思い知らされる。


①隣の芝生じゃないけど、ホント隣のスピはみなマジでキレイ。
②真っ黒なお鼻がキュートなスピッツだって言ってんのにウチのんだけ鼻が美白。

…てか赤い。

▲アカハナ(シャアの部下)


③男の子のスピよりウチの姫が一番体重重いて(そら君けん君は7~8kgでウチのん9.5kg…)
④やっぱスピ同士が偶然出会うと嬉しみが格別(バス同士ですれ違うレベル)


わずかな時間だったけどすっかり運転の疲れも吹っ飛んで、

とりあえず穴が空いてたら顔を出さねばならないチロル隊。

おい。9.5kgの薄汚いデブスピちゃん。オメエは実にかわいいのう。


そんじゃそこの肥満児スピちゃん、

せっかくのドッグランなので運動してこいて。
思う存分走り回ってこいて。

オレの足元ウロウロしてねえで走り回ってこいて。
ドッグランて犬が走るって意味だぞ。


もう夕方なのでそんなに他のワンコもいなかったんだけど、

▲の矢印のワンコがあまりに可愛くて目が離せないの。
チロたんは親方を発見したので用済みのオレを捨てて親方の元へと駆け出してった。


ちょ、親方見てみ?そこの矢印のワンコ


お年寄りなのか歩き方が実にトポトポトポトポ歩いててたまんない。
親方に自分が注目されてねえコトにも気づかず笑顔の白いのん。


ママがあたしじゃなく矢印のんを見てるコトに気づく白いのん。


嫉妬のあまり追跡を開始。どっちも実にノロいwwwwトポトポトポトポ


トポトポトポトポ


トポトポトポトポ


気が済んだっ!かわいいね?あいつ!


その後も常にオレと親方の間にいるけど、

オメエ、ドッグなんだからランしてこいて。…ルー大柴か。


しかも人用のベンチに勝手にピョンって飛び乗って、


他のドッグどもが遊んでんのを目を細めて見てるけど、オメエ種としてはあっち側な?


ここはドッグが座るトコじゃなくて、ヒューマンが座るトコだから!
とベンチから下ろしたら、

気に入らねえ!気に入らねえ!気に入らねえ!


あたしを愛して!あたしを愛して!あたしを愛して!


あたしを犬扱いするなんて許しません。


・・・。


マジでなにおまえ…。


他のわんちゃん見てみって。皆んな楽しそうに絡んでるて。


チロたんおいで!愛するパパんトコにおいで!

マジかあああ。なんでこんなに可愛いのかよ。ランなんてしなくていいや。

一回だけオレに愛想振りまいたら即親方の元へ帰還。


ほら、チロたん短足のかわいいのん来たよ?

あ。ドッグに見つかった。

固っ!

固っ!!


安堵…。


なにおまえ。


ウチのドッグがまったくランしねえ場所を後にして、
ホントならこの第一目的地(道の駅あがつま峡)以外に車中泊する候補地あったんだけど、時間も夕方になって薄暗くなってきたし、何より朝から何も食ってなくて超絶に腹減ってんので、とにかくメシ食おうて。

親方がお弁当を用意してくれてたので、


それをバスん中で食っちまおう。


あたしもイイコにしてれば貰えるかと思って。


う、うまそう!!


昨日の残りモンとかもあるけど、


オレは親方の作るお弁当を外で食うのが死ぬほど好きなので、


餓鬼のようにガツついて、あっとゆう間に完食。


もう動きたくねえ。ハラはち切れる。
と、横になったら、

おい。腕枕の使い方間違ってるぞ。


こうなるともう動く気ZERO~なので、

程よく周りみんな車中泊しそうな雰囲気だし、ここから移動した先が混んでて車停められないとかイヤなので、本日はこのままココに宿泊して朝早く出発する方向で閣議決定。

道の駅の営業終了してからも結構な数の車が…。これみんな車中泊なの?
とにかくキャンピングカーが多いね。快適なんだろうなー。いーなー。


そうと決まれば女性陣は早速寝床の準備。チロルは寝る場所取りは早い者勝ちと思ってる。


もうあたし達はここから一歩も動かない。


オレは外で一服したり、

チンタラしてんので、いつだって寝床の確保は一番最後。


今更いらっしゃってもあなたの寝る場所なんてもうないですよ?の目すな。


どうにか強引に潜り込んで、現在51歳の男で「北斗の拳見たコトない」って言うとみんなに叱られるので、ちょい見てみるか?と。

まあ…なんとなくこんな世界観だよねってのは知ってるし、YOUはSHOCKで指先一つでダウンでしょ?
んで、
オマエはもう死んでいて、我が人生に一片の悔いなくて、ひでぶにあべしでしょ?

ホントに面白えんだろうな…これ。


水も食料もなく奪い合ってる世紀末な世界でケンシロウは何枚同じ服破いてんだよ。
この服だけは豊富に予備があんの?


とブツブツ言いながら就寝。


当たり前だけどバスん中はテントで寝るより断然熟睡できるんだよっと。


つづく。

×

非ログインユーザーとして返信する