続・雨じまいの失敗
お盆休み最終日に雨が降り、その後もおそらく何回か雨降って、晴れた日に現場到着してみると
写真じゃわかりにくいがまあ見事に雨溜まってる・・・。
恐る恐る養生シート剥がしてみると・・・
あーあーあー。
ひでえ・・・。せっかくシミのひどい合板は避けてできるだけキレイな合板のみで張った(そのために新品4枚ほど追加購入した)のに交換前よりひどい状態に・・・。
もう張り直しなんてできない(たとえできてもしたくない)
煙突できるまではまだマシだった気がするが、煙突作ってから途端に雨じまいが難しくなった。
で、この当てにならない薄手のブルーシートを高級な厚手のものに買い換えるか悩む。
でもルーフィング張るまでの我慢だ。その期間のためにこんなデカさを買うのもバカらしい。
すごい高いし。
ルーフィングは後述するがもう発注してある。
そこで閃いた!
壁用の透湿防水シートが結構余ってる。(1ロールが50mもあるので)
ルーフィング届くまで仮にそれを張っておけば、少なくともこのブルーシートよりマシなんじゃないかと。
しかもこの透湿防水シートは内側の湿気を逃し外からは防水するというキセキの素材だ。
今濡れている合板が乾く際に出る湿気は外に逃がし、その後雨が降ったら外側で防水だ。
すげえ。すげえ素材だ。
こんなバカでかいサイズの厚手の高級ブルーシート買うよりずっといいはずだ。
ギリギリ使い切る形で屋根全面を覆う。
心配なところは防水テープも貼って
煙突部分もラッピング
全体が透湿防水シートで包まれたメインベース。
あとは勾配下の軒先に水切り金物ってのをつけていきましょう。
ホームセンターでこんな感じのを買ってきて
長さの足りないところは重ねて繋いでみる。
横の部分(たぶんケラバとかいう)はどうするか悩んで、ネットで調べて水切り金物余ってる部分で曲げる練習をしてオッケーなら同じ金物でいこう。
えいやっ!
・・・。
オッケー。なかったことにする。
できもしない余計な曲げ加工とかせずに、ケラバ部分はそれ専用の金物も確かホームセンターにあったのでそれをつけることにする。
雨じまい失敗で合板のシミが半端ない・・・。
物置小屋の時の比じゃないくらいシミだらけ。はぁ・・。
このシミはたとえこの先合板が完全に乾いても消えない。
何が困るかというとその後もシミ続けているのか(まだ濡れているのか)過去のシミだけが残って合板自体は乾いてるのかが見た目で判断できない点だ。
触って確かめられる場所ならいいが。
でもやり直さないって決めた以上先に進・・む・・。
軒先水切りをつけた上からルーフィングを張りさらに屋根材を取り付ける予定。
ネット情報だと軒先水切り→ルーフィング→ケラバ水切り→屋根材の順に下から施工していく感じなのでその通りにしてみよう。
メインベースで悩みに悩んだのが屋根材。(てかまあ屋根全般)
物置小屋はオンデュリン(って会社のONDUVILLA®って屋根材)を使った。
思ったより施工しやすかったし今までのところ雨漏り等全く問題ない。
ただし波打ってる屋根材なので踏む場所を気をつけないと(山の部分踏むと)へこみそうなのだ。
この先屋根の落ち葉掃除や雪下ろし煙突のメンテナンスで屋根の上は歩くことも多い。
さらに0.5寸という超緩勾配だ。どれだけ調べてもそんな緩勾配用の屋根材はない。
想像するにきっとガルバリウム鋼板とかいわゆるトタンが雨流れ的には良さそうだ。
でもどこに頼めばいい?
板金屋さんにオーダーするってことなのか。それはそれで高くつきそうだし。
そもそもプロにこんな屋根見せたら叱られそうだし。
ネットで買えるガルバ屋根材だと値段もそこそこ。
それに下手したらモノより送料の方が高くつきそうだ。
悩んで悩んで結局ネットで買えて送料無料になるファイバーグラスシングルってのをチョイス。
これなら屋根の上を歩き回れるし雪かきもできそうだ。
問題は・・・
どこをどう調べてもこの勾配じゃダメって情報だらけだってこと。
どの屋根材もだいたい3寸以上を推奨している(大工さんごめんなさい)
唯一見つけたのは緩勾配での施工はルーフィングは「粘着層付きのもの」でやれ、という情報。(それでも0.5寸勾配などを対象としているわけではない)
物置小屋の時のルーフィングより値段は少々お高めだが、藁(粘着層付き)にもすがる。