マジで?コレどうすんだ?

まったくのド素人が小屋らしきものを作ってみた

懸念の屋根材を張る

2016年9月秋雨前線だか何だかが日本列島に停滞中。
秋晴れって言葉はドコいった。


それでもとにかく屋根を何とかしないと心配で心配で夜しか眠れない。


天気予報的に降水確率60%とかでも1日の天気の移り変わりで傘マーク(雨)より雲マーク(曇り)が多かったり、雨が夕方からならとにかく現地に行く。


現地着いてみれば緩勾配屋根(0.5寸)期待の高級粘着層付き改質なんとか(ルーフィング)の粘着層が浮き上がってめくれてるトコロはあるわ、落ち葉やどんぐりがわんさか。

一応建物内の雨漏りはチェックしたけれど今の所なし。ほっ。

前回軒先水切りを曲げて横までと思ったがアレだったので、ケラバ水切り金物ってのをホームセンターで買ってきて、わずがな距離だが取り付ける。


大抵の施工はgoogleで検索して(ほぼ画像検索)あまり文章は読まずに、画像をじっくり見ながら、どんな感じにやるのか雰囲気を掴むやり方。


我ながらそんなんでよくココまできたなと。


まずは風神のごときブロワで屋根の落ち葉とどんぐりコロコロを吹き飛ばして、

理論や施工法はよくわからず雰囲気で取り付けられたケラバ水切り金物。

毎回毎回「マジか?コレどうすんだ?」に対して「なからオッケーでしょ」と答える脳内会議室。(※なから:大体とかおおよそという意味の方言)


いよいよ懸念中の懸念の中でも懸念ランク堂々第一位、屋根材を・・。
今回はリッジウェイのファーバーグラスシングル材を選択。
ネットで買える屋根材を色々調べて、色、形、値段でこれに決めた。
もう後戻りはできない。何があっても自己責任。(のちに思い知る)


ファイバーグラスシングルって言っても見た目ほぼアスファルトシングルな感じなので、それらの張り方をググって施工開始。


一番最初の軒先はスターターってのを張るらしい。
スターターってのも売ってるが一列しか使わないので、通常のシングル材を長尺方向に半分にカットして使用する。(これでいいっぽい by google)

専用のシングルセメントで軒先先端に張っていく。

そのスターターの上に一列目を重ねるように置いて屋根材スタート。
専用のシングルセメントとシングル釘でネットで調べた通り留めていく。
1枚目は下のスターターごと専用釘を打つ。


ちなみに専用釘は長さ25mm。
シングル屋根材が厚み6mmでルーフィングが厚さ1mmほど、その下の合板が12mm。
えーと、垂木以外の場所は釘突き抜けるんじゃね?
色々ググったがそれでいいような雰囲気なので(合板もう一枚張るコトもちょっとだけ頭をよぎったがすぐにかき消す)このまま釘を打っていくことに。(自己責任・・・)


下写真の白い線より上側が重なる。

この屋根材自体の幅は349mm。
そして働き幅(屋根材として外に出る部分)は149mm。
はぁ?149mm?
はっ半分以上重なっとるやんけ!


てか149mmっていうとなんかアレだけど15cmだぞ?15センチ。
片手大きく開くと20cmくらいあるんだぞ?(今測ったら目一杯広げて親指から小指まで22cm)


言っとくけどこの屋根およそ横7mで縦5.5mくらいあるぞ。
mmでいうと7000mm×5500mmだぞ?cmなら700cm×550cm。
なのに15センチずつだと?

断熱材張っていった時以来のまったく終わりの見えない作業に突入した、秋雨前線絶賛停滞中のこの日。


ちなみにシングルセメントはこんな感じ。これをダンボールの切れ端に絞り出して、そこからそこらに落ちてた合板の切れ端とかでペタペタつけていく。
シングル材自体にもセルフシーラントといって勝手にくっつく機能あり。

シングル釘の頭はこのセメントで埋まるようにペタペタする

「たったの」15センチずつ進む。チロルもパパとママが見える位置でおくつろぎ。
チロルかわいいよチロル。

(マジでものすごい邪魔な)煙突を避けるようにカットして張っていく。

合わせ目が上下で揃わないように千鳥な感じで。

シングル材のカットはカッターで切れるので楽といえば楽だが

なんてたって「たったの」15cmずつ。果てしない・・・。

屋根張り初日はココまで・・・。
15cmずつなんてどんな頑張ったってこんなもんだわ。邪魔な煙突もありやがるし。


煙突周りと途中になった最後の上部分は一応コーキングしておく。

雰囲気でつけたケラバ水切りと屋根材。(なんでこの写真だけ小さいんだ?)

あーん、もうやりたくないよー。
次に来た時になんか勝手に終わっててくれないかなぁ。



2016年9月11日のこと。





×

非ログインユーザーとして返信する