マジで?コレどうすんだ?

まったくのド素人が小屋らしきものを作ってみた

懸念の屋根材を張る②

懸念その1・屋根の勾配 → 驚異の0.5寸勾配
懸念その2・ルーフィングの施工 → 濡れた合板に強引に粘着
懸念その3・屋根出し煙突(角煙道)→ 雨じまいにまったく自信なし
懸念その4・屋根材の選択 → 勾配と屋根材の相性悪い


新築なのにざっとこれだけ懸念のある屋根など世の中にあるだろうか。
でも後戻りはできない。(したくない)


素人なりに色々(割と都合いいように)考えたんだ。
のちにこのブログを見た人が「ああ、これはやっちゃダメなんだ」って方向で役に立つならそれでよし。(遠い目・・)


前回の続きをジャンジャンバリバリ張っていきましょう。
「たったの」15センチでもやり続けている限りいつか終わるはずだ。


下の写真だけ見ると「あとちょっとじゃん」って思うでしょ?
いいですか、あそこから15センチずつですよ?果てしないですよ?

やってることは単調だし難しくはない

それよりなによりこの屋根材重いのだ。1ケース14枚入りで26kgほど。

それを担いで3m上まで脚立で登る

最初のうちこそ「ファイト〜」「いっぱ〜つ!」とか一人ふざけていたが、最後の方はそんなこと周りで誰か言おうもんなら食ってかかるくらい疲労困憊。


「たった15センチしか進まないクセに、何でこんなに重てぇんだよ!ふざけんな!」とかもう何だか物騒な感じのファイトいっぱつ。


ちなみにこれ届いた時は(19ケース注文)職場にでかいユニック車到着して軽トラの荷台にクレーンで乗せられてた。
ふと重さ計算したら494kg。しかもパラペットに乗せられてたから500kg越え。
オッケー、余裕で積載オーバー。(軽トラは350kgまで。乗せた瞬間軽くシャコタンに)


494kgもこの建物の上に乗せていいのかよ?って懸念も「その5」に追加されました。

ムスメも心配そうに見守る。チロルかわいいよチロル。奥に写っているのが屋根材運搬のパラペット。
DIY好きの人たちが欲しがる一品。
オレもいつか「そこらに転がってたパラペットで」とか言いながら何か作ろう。



ココまできてもまだ「あとちょっとだ!」とか思っちゃいけない。
いいですか、あそこから15セン(以下略)




ここまできてやっと「あとちょっと」です。
あの最後の部分にスターターで切り落とした残りがちょうどいいんじゃねってことで

カットされたソイツらを張り終える。
周りもぐるっとコーキングして

張り終えた!!!!張り終えてやったぞー!
あーもう。やってやった。これで「この屋根じゃやっぱダメ、最初からやり直し!」とか言われたらヨメに殺される。


たった二人で490kg近い屋根材を張ってやった。
(15センチずつ)気が遠くなるほど地道に。


何という充実感。何という達成感。思わず親方(ヨメ)と握手するほど。


この勾配だからヨメも一緒に登って一緒に作業できたけど、物置小屋の勾配(2.5寸)ならオレ一人でやるハメになってた。

よかったんだよ0.5寸勾配で。たぶん。


煙突掃除だって雪下ろしだって何だったら屋根の上で昼寝や頑張ればテントで泊まれるんじゃね?たぶん。



写真が青くなってるのは周りが結構暗くなって来ているから。
写真だとそうでもないけど結構暗くなってる。
秋雨前線の合間に丸々2日間で頑張って張り終えました。

さあこれで秋雨前線だろうと台風だろうとバッチこい!(あ、ウソです)

寂しそうに下で待ってたチロルかわいいよチロルも出来たばかりの屋根に乗せてあげる。
これパパとママ二人でやったんだよ?

恐る恐るパトロール。問題箇所をチェックするムスメ。

お疲れ様でした。
もう二度ともう二度とこの大きさの屋根にシングル材の施工なんてするもんか。



2016年9月16日のこと。

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