マジで?コレどうすんだ?

まったくのド素人が小屋らしきものを作ってみた

【今更ですが】なんかあっという間に終わっちゃったTOKYO2020をまとめてみようと思う【開会式とか柔道とか】

なんかパパが大騒ぎしてるし、今大事な場面と聞いて駆けつけた白いのん。
ちょwwwマジで邪魔www今はそこどいてwwww


陸上競技・日本スピッツ女子3m障害決勝。

難関中の難関の障害「ルンバの偽物」を華麗にこなして、

見事優勝した白いのん。


その後、疲れのあまり

アタマ以外スベテ隠さず
な無防備白いのん。野生では5秒と生きていけない。


さて、
賛否両論の中始まったオリンピック東京大会2020も気づけば終わってるって言うじゃないですか。


なんだか閉会式のタイミングで、

日本がジェットストリームアタックを仕掛けられてるってのに、無事閉会式終わって良かったです。


よおし!オレくらいのブロガーともなると、自国開催のオリンピックで感動した模様をブログにいっぱい書くぞー!


と、やたら意気込んでたクセに、仕事して帰って中継見て、合間に(買ったばかりの)ギター弾いてたらブログ書いてる時間なんて微塵もないじゃないですか。


ビックリしましたよ。あまりの時間のなさに。サトシおい。


もうオレが生きている間に自国開催なんてあるかどうかわからないオリンピックですし、なんなら日本には「オリンピック招致はもう懲り懲り」感漂ってるワケですが、リオで時の首相がマリオになってた2016年、まさか4年後の世界がこうなっているとは誰も予想できなかった。


やっとの思いで決定した自国開催のオリンピックはその後も何かと酷い有様だった。


ちょっと思い出しただけでも、
新国立競技場の建設費用(デザイナー交代)の問題、東京オリンピックのロゴの盗用あたりに端を発し、コロナ禍による前代未聞の一年の開催延期、森元首相の女性蔑視発言、渡辺直美に対する容姿侮辱発言、開催直前になっての緊急事態宣言、無観客での開催、いじめ(犯罪)問題で小山田圭吾の辞任、そして20年も前のコントでユダヤ人虐殺を揶揄したとしてラーメンズ小林賢太郎氏の解任と。


まあ出るわ出るわ。問題のオンパレード2020-2021。


アスリート達になんも関係ないトコで、競技しないヤツらが実にバタバタしてたオリンピックなワケですが、どうにか…ホントどうにか開催にこぎつけた訳です。


このクソ暑い時期に…。



今や日本の7月8月なんて世界で一番暑いんじゃないか?と噂されてる程だってのに。



ホント…なんで64年と同じ10月開催じゃダメだったんだろう。
どうせ金出すアレ側の都合でしょ?
日本側が強固に8月開催にこだわる訳がねえもの。


お願いだからアスリート達が全開のチカラを出せる条件を出来るだけ揃えようよ。
もういい加減にしてほしいわ。


そんじゃ今更感バリバリの空気の中駆け足で色々振り返ってみたいと思います。


ああ、
言うまでもないですが今でも「五輪開催はすべきじゃなかった」とか「見てないけど東京五輪は世紀の大失敗」とか思ってる連中は光速でこのブログから消え去るよう。


あなたが楽しくなるコトなんてこの先一行も書いてありませんゆえ。



【開会式編】

閉会式も終わって今更開会式もへったくれもないですが、せっかくなので一応簡単に振り返っておきましょうそうしましょう。苦情はIOCへ。


まあグダグダ文句言う奴は何につけ文句言うわけで、何においても「悪意を持った目」で見てりゃそうゆう風にしか見えねえよ。
面倒くせえな。そんな目持ってたら疲れるだろうに。
なんかそうゆう目を治すレーシックみてえな手術はないんですかね?
ホント、そんな目を持ってなんでもかんでも文句しか言わねえような輩はオレの近くに寄ってこないで?お願い。


実は、
開会式の日は仕事終わりにチンピラ先輩んトコに車の相談に行ってまして。

いつも通り平常運転で午前3時過ぎまで2人でキャッキャしてたので、
開会式は翌日全録(録画)で見ましたYO。


翌日ともなれば、
もう開会式の演出なんかはかなりオレにバレてましたが、


オレ的には開会式良かったですよ。
長さを除けば。


ただ長いのは選手の入場であって、200以上の国と地域から参加してますからそれは仕方のないところ。
(オレなんて録画で見てるから倍速以上のスピードで日本入場まで飛ばしましたけど)


今大会は特に母国から応援に来るコトすらできず、もしかしたら一生に一回かもしれない参加する選手の家族友人らは、国旗の下に手を振って誇らしげに入場するシーンをしっかり見たいでしょうから、ここはセレモニーとしても飛ばすわけにはいかない。


むしろお偉いさん達のグダグダと長いスピーチがいらん。
入学式じゃあるまい。
天皇陛下の開会宣言だけで十分です。

この地球上でたった1人しかいないエンペラーによる開会宣言以外に何もいらんて。


それ以外のお偉いさんらが言いたいコトはHPにでも載せとけて。


翌日の視聴なので、
実のところ選手入場で何の曲が使われたのかうっすら知っていましたが、


もうね、
オレとしてはね、

このオーケストラのチューニングシーンと、
選手達のスタート前の緊張のシーンが交錯するこの映像(と字幕)で、

うっすら感極まっとるわけです。


チューニングが終わり…

一瞬の静寂の後、
流れたのは、

「ドラゴンクエスト」の序曲として知られる「ロトのテーマ」
(実に今更ですが)


鳥肌ですて。知ってても鳥肌ですて。


ゲームほぼしないオレだけど、ドラクエは最後までクリアしたかどうかはさておき、やったコトくらいあるし、何ならなぜかドラクエ音楽のレコード(←)持ってたし。


日本で開催されるオリンピックにオリンピアン(勇者)を迎えるのにこれ以上ふさわしい曲なんてある?って話です。


録画で見てっから巻き戻してドラクエ流れる瞬間2回ほど見たった。


2016年…マリオがつないでくれた夢をドラクエが受け止めるなんて実に日本らしくて胸が熱くなる演出じゃないですか。


入場曲としては…
マリオの♫テレッテッテテッテーテンッじゃ行進しにくいですし。
どうしたってジャンプしたくなっちゃいますし。

うっかりスターとか取っちゃったら駆け足で入場しなきゃいけなくなりそうだし。


選手入場の一番手は毎度お馴染みオリンピック発祥の地、

ギリシャだって言ってんのに、出番を間違えてギリシャと一緒に入場しちゃったチロル合衆国の白いのん選手。

チロルさん。こっちです。


んで、
もう国際的持ちネタとも言えるトンガの、

夏だろうが冬だろうが裸で登場。たまらん。


そして。


オレくらいのジェダイになるとすぐにわかった。

こんなん。
デス・スターじゃないですか。

フォースに乱れを感じてましたもの。


世界中の人には、
日本野球界のスーパースターなんぞ1mmも興味ないだろうけど、

2004年アテネ五輪野球日本代表監督を務めていた長嶋茂雄さんがアテネ大会直前に倒れたコトを考えると、17年経ってこうして東京大会の聖火を繋いでくれるとなると胸が熱くなるってもんです。しかもON2人とも最高の笑顔。

もう長嶋茂雄さんと言えば、ほぼセットで語られるコトが多くなってる(なんとなく実績すらごちゃ混ぜになりがちな)松井秀喜が介護のような役割で一緒に登場。


絶対にミスターをよろけさせずに役目を果たすって気概が感じられる。


実の息子はどしたん。
アレも一応はプロ野球選手だったけど。


なんかあんな長嶋茂雄&松井秀喜のセットの映像ばかり見ちゃうと、実際の生活においても一茂じゃなくて松井が長嶋さんのお世話してそうな雰囲気出ちゃってっから。一茂。


国歌独唱は日本の歌姫MISIA。

「プロが選ぶ」「視聴者が選ぶ」と誰が選ぼうとも「日本で一番歌の上手い人」ランキングでは大抵トップに君臨してる日本の歌姫MISIAによるMISIAらしい君が代独唱。圧巻。


こうゆう場での国歌独唱ってのは胸が熱くなるよ。


オレ…かなり昔に郷ひろみが何かの大きいイベントで国歌独唱してんのを見たコトがあんだけど、郷ひろみのあのまんまの声と歌い方で、


「きぃ〜みぃ〜がぁ〜よぉ〜はぁ〜〜」


って歌い出したトキ、


会場が全体的にクスクスしてた覚えがある。

「よおし!ここはいっちょ郷ひろみに国歌独唱を頼みましょう!」って決断した人らに色々問いただしたいわ。


日本で一番「君が代」独唱するのに向かない歌手だと思うんだけど。


HIORMI GOはさておき、日本がTOKYO1964に発明した

このピクトグラムを、

パントマイムで完全再現。ドローンによるハイテクな技術力もいいけれど、人間が生でやっている「味わい」というものもまた実にいいじゃないですか。
日本には「欽ちゃんの仮装大賞」って下地がありますからね。


コレ見てつくづく思ったのが、開会式前…もしこいつらに何かあったら、これだけは取り替えが効かなかったな、と。あぶねーあぶねー。


「より速く、より高く、より強く」というオリンピックのモットーに、今大会から「共に」というモットーが追加されました。


連帯のオリンピックを目指す姿勢の表れです。そういう大会にしたいという意気込みです。
オレくらい単純になるとこんなコトでもグッとくるもんです。


そんな感じで、
開会式は直前のバタバタからしても、なんとか終えられてホッとしたのではないでしょうか。


かつてない困難のなかで簡素化が図られ、過去の大会のゴージャスな開会式と比べると、静かで質素な開会式だったかもしれません。至らない部分もあったかもしれません。
それでも、灯された聖火によって気持ちは高まりました。
さあ!いよいよはじまるぞ!という気持ちになりました。


これでやっと主役の選手達にバトンを渡せたという意味でも。


んで、
開会式のプランを最初に担当していたMIKIKO案ってのが流出していて、

これがまた…

えっ?これって…
会場内を走り回ってるあの赤いのって…

金田のバイクじゃねえっすかああああ!!

それは見たかったなああああああ!!!

っと。
まあ開会式はこれくらいにして、


ホント、全てが今更ですけど行っときますよ?


まずは、

【柔道編】

オリンピックと言えばお任せください。
大学時代「軟式柔道部」だったオレの出番です。
オレくらいの柔道家(軟式)ともなると、大学に入って生まれて初めて柔道着を着たコトでもお馴染み。

昇段試験で太った中学生に3連敗し(昇段試験なんて体重別じゃないですからね?)袖釣り込み腰ってどうやるのか今でもよくわかってないし、先輩から次にあたる選手の偵察を命じられて「なんかテレビで見たコトがあるような結構すごい技で勝ってました」と報告してこっぴどく叱られた柔道家と言えばオレ。


得意技は受け身。


あまり本気でやってない柔道で万が一怪我でもして大学生活を棒に振ってたまるかって強い意志が受け身を完璧にしていった


MAHARAJAに入り浸ってた柔道部時代。


もちろん黒帯(Black belt)ですて。念の為。


白帯のままでもそれはそれで面白いから良かったんですけど、ウチの柔道部伝統のシキタリとして「何年かかってもいいから初段は取りましょうよ」「在籍中一回は公式の試合に出場しましょうよ」ってキビしい鉄則があるのでね。


そこは柔道部員としてクリアしておきました。


中学生に負けながら何年もかかって取った初段ですけどね。


でも、
講道館(柔道の総本山)の師範(オリンピック候補選手だった偉い人だけど今じゃただの呑んだくれ)とかなり親しい飲み友達のオレくらいになると、その師範から、


「オメエが欲しいんなら3段まではオレのチカラでくれてやる」


と言われてんので、その気になれば3段です。


言っときますけど、
現役の最強柔道家(オリンピック出てるような選手)は大体みんな3段ですからね?
3段ってのは実力で取れる最高段位と言っても過言ではない。
それ以降の段位は、なんか柔道界への貢献度とか年齢とか。


その呑んだくれの師範に、


「ええ!マジでオレが3段とかもらっていいんすか?」


と確認したら、


「いいんだよ!オメエみてえな浮かれたバカが実は柔道好きで3段だって自慢げに言いふらしてると、柔道に興味持つ若いヤツが出てくるかもしれねえからな」


と、
よくわからん理由だけど「柔道の裾野を広げようとしてんだな?」と理解。
恐れ多くて3段もらってないけど「いつでも3段イケます!」って気構えだけはあるのです。


その代わり条件として、


「勝手にオメエ1人で柔道場に行って柔道だけはしてくれるな」


と、くれぐれも言われています。


大丈夫ですて。柔道なんてあんな疲れるの勝手にしたい訳がねえです。
それに師範が思うほど柔道やるのは好きじゃないんで。
オレが1人で柔道しに道場行くとかツチノコ発見するレベルであり得ないのです。
見る専門の柔道家(軟式)ですから。


前置きが長くなりましたが、
そんな軟式柔道部のオレの血が4年に一度騒ぐのがオリンピックなのです。


日本人選手が投げに入ると、あたかも何かを知ってるかのように「よいしょー!」とテレビの前で掛け声もかけてます。


実況や解説が「今のは袖釣り込み腰ですね!」って言うのを聞いてから、親方(ヨメ)に「今のは袖釣り込み腰だぞ?」と解説してます。

試合会場では柔道着にすら着替えず(マネージャーではない)応援する単語としては「いいトコ持って!」と「よいしょー!」しか知りませんけど、

いろんな血が騒いでいるらしいです。


んで。
その柔道がもう。結果はみなさんご存知の通り。


最高すぎる結果に軟式柔道家(ほぼ3段)のオレなんて浮かれまくってた訳です。
流れてないラテンの血が騒ぎまくってた訳です。


今回から色々とルール変更されて「有効」がなくなり「技あり」「一本」のみ。


軟式柔道部のオレくらいでも「有効」「技あり」の区別なんてつきませんからね。
明らかな一本以外は全部「技あり」にした非常にわかりやすい仕組み。


昔なんてそこにさらに「効果」ってのがあって「効果」と「指導」が同じで、「指導二枚」と「有効」が一緒で、とかもう…何が何だかでしたもの。


んで、
ちゃんと組まずに下手に逃げまわると「指導」が入り3回「指導」で即反則負け。


さらに旗持った副審2人が消え、わかりにくい判定はジュリーだかジェリーだか後ろでビデオ見てる審判に一括。(シドニーで篠原が世紀の大誤審で金メダルを逃したため)


そして、
判定による決着がなくなって時間無制限の延長戦(ゴールデンスコア)に突入。
決着つくまでやりましょう、と。


わかりやすくていい。


しかも日本人柔道家はゴールデンスコアは任せとけ。


日本柔道なんぞ代表選考会で「一日24分程度なら全力でやれますよ」と証明済み。
(柔道経験者ならわかると思うけど柔道を24分て普通に考えて無理ですからww
5分やればもう手パンパンで痛くて相手の柔道着を掴めないですww)


もはや柔道は日本古来の「武道」ではなく「JUDO」という世界共通のスポーツになっているので、このくらいわかりやすい方がスポーツとしてはいいんじゃないか、と。


イヤな人はいまだに青いカラー柔道着にも文句言ってる訳ですし。


たぶん袖釣り込み腰。

いつも思うけど、女性アスリートはユニフォーム着て試合に集中してるトキが一番かわいい。吉田アニキでも試合中が一番かわいい。

お兄ちゃん大好きな妹とか実に羨ましいて。
ただこの兄妹て、

ほぼ同一人物。
日本人の顔の区別がつかねえ海外の人からしたら
「え?同じ日に同じ人が男女で金メダル取った?」
って思われてそう。

一試合一試合に感動はあったし、言いたいコトも山程あったけど、鮮度も薄れて今更だし、もう軟式柔道家として細かいコトは何も言うまい。


「さては書くの面倒になったな?」とか「どうせ細かいコトなんて分かんねんだろ?」て訳じゃなくて。ないってば。


たとえ柔道が「武道」ではなく「JUDO」になったとしても、

礼に始まり礼に終わるって武道精神だけは

絶対に譲れません。
それは軟式柔道家としてのオレも同じ気持ち。

大野将平が派手なガッツポーズもなく敗戦した相手にも礼を尽くしてんの見ると、やっぱ日本柔道は最高だな?とグッとくるもんがある。

試合直後のインタビューで、


「苦しくて、つらい日々を凝縮したような、そんな一日の戦いでした。賛否両論あることは理解しています。ですが、我々アスリートの姿を見て、何か心が動く瞬間があれば、本当に光栄に思います」


って答えたトキに、
選手らにそんな思いをさせてしまって申し訳ないって気持ちと、


「自国開催による圧倒的な応援どころか賛否両論とか言ってるこんな状況下でも、諦めずに目指し続けてくれてありがとう」


と言いたいのです。


今回のオリンピックはあらゆる競技で「男女混合」が追加された印象なんだけど、男女混合も実に面白い。

柔道の男女混合団体は残念でした。


フランス選手が抱き合って喜んでいるのを整列して見ている日本選手たち。
まるで目に焼き付けるように。
日本開催でフランスに金を持っていかれた日本柔道の雪辱は次回のパリ大会で、と静かな闘志を燃やしているかのよう。


最高の日本柔道を見せてくれてありがとう!


4年に一回しか血が騒がない軟式柔道部出身のオレにも沢山の感動をありがとうございました。


ホントは、もう鮮度もないしこの記事でオリンピック全部終わらせようと思ってたんだけど、書き始めたら案の定この有様で。


ちょっと今仕事が忙しすぎて、ブログ書いてる余裕もないまま、11日から夏休みに突入しちゃうようですし、この続きを書くかどうかもアレな感じですけど、まだまだオリンピックで書きたいコトがある(競泳とか卓球とかサッカーとかソフトボールとか野球とかスケボーとか女子バスケとかもう大変!)のは確かなので、気が向いたら「今更?」って空気をぶっ飛ばしつつ書きたいと思う所存で誠に遺憾です。


こんな記事をここまで読んでくれて

×

非ログインユーザーとして返信する