メインベース 屋根をどうしよう
おおよそのイメージだけで実際にはどうするのか全く決まっていない屋根部分。
屋根の勾配は3寸は必要だとデッキを作ってくれた大工さんに言われていた。
ちなみに初めてのDIYそしてセルフビルドやってみて、今更だがド素人であるがゆえに「なんでよ?統一してよ」って思うことの一つが色々の単位。
尺、寸、間の和風な単位からインチ、フィートなどの洋風な単位、そしてオレが馴染めるミリやセンチメートルなどごちゃ混ぜだ。割と混乱する。
2×4材などは洋風(フィート)なのでオレがわかりやすように全てmmで書きとめてあったり(やっぱり馴染みの単位なのでほとんどはmmで設計してる)
寸とか言われてもまるでピンとこないので、それがおよそ何度なのかを調べて書きとめてあったり(将来何か手に負えないトラブルで大工さんとかに相談する際、うちの屋根は5.7°勾配ですっていうより一寸勾配ですって言えたほうがいいかと思って)
ちなみにこの時調べて後から知ったが、物置小屋の屋根勾配は多分2.5寸ほど。
マジで?(あれ結構勾配きついと思ってたけど)
それなのに3寸必要なの??
ムリ。
オレひとりで這いつくばって屋根の上で作業しなきゃならない。
しかも今回は前回の物置小屋より断然でかいし。
ムリ。
物置小屋は使った屋根材がオンデュビラってヤツで波の山の部分を踏むとへこむので、踏める場所(谷の部分で下地ある場所)が限られてる状況であの勾配。
屋根登って雪下ろしとか絶対ムリだわって思ってた。
メインベースはイメージを決めた時ほんとは陸屋根が良かった。
屋上にもテント張ったりできたらいいなと。
でも素人の木造セルフビルドで陸屋根の防水など調べれば調べるほどムリだと。
そこで見た目だけは陸屋根風(長方形なカタチ)でジツは片流れっていう専門家の人に怒られそうな完成を目指す。
で、勾配。
大工さんの助言は大変申し訳ないが無視して(自己責任だし)できるだけ緩勾配に。
住居ってわけでもないしココはイメージ優先だ。
色々調べても緩勾配を勧める人はいないしやってる例も少ない。
雨じまいが大変だからだろう。
相当悩んだ。こんな感じで板を実際に置いてイメージしたり。
勾配によって壁の立ち上がりをイメージしたり
涙ぐましいトライアンドエラーの数々
今思い出しても気が遠くなるほどアイデアをノートに書いては現場で試し、を繰り返した。
そして
建物のカタチ優先で0.5寸勾配という暴挙にでることになる。