マジで?コレどうすんだ?

まったくのド素人が小屋らしきものを作ってみた

ついに…薪ストーブ設置完了 〜そして伝説へ…

こんな無防備な生物っているもんなの?
ここサルもシカもイノシシもクマもいる山ん中の手作り小屋の中だけど。
油断してるとエテ公とか部屋の前まで来るんだよ?チロル。


さあ!あんな無防備な生物はほっといて、
ウチのバカブログに於けるある意味総決算的なソレの件を。


遥か先の未来だと思って
薪ストーブ?まあ見とけ。薪ストーブなんぞ東京オリンピック2020までに指先ひとつで設置したるからっψ(`∇´)ψウケケケケ
って適当なコト言ってたら、知ってました?東京オリンピック2020って来年ですってー。
もーやだー。


なに?その光陰矢の如しな感じ。


メインベースが一応完成(2017年9月)した事にしてから2度も冬を乗り切りました。
薪ストーブなしで。


職場で不要になった小さな石油ファンヒーターと親方(ヨメ)と一体化するコタツを持ち込んでみたら…


なあんだ。薪ストーブいらねえじゃん。
と、
ウチらを含む誰もが思っていたし、東京オリンピックまでに薪ストーブ設置なんて絶対無理と満場一致していました。


そりゃ「なあ、メインベースにホントのホントに薪ストーブなんている?」と真顔で問い詰められると「ま、まあ…なくてもいいのかもしれない…」って答えちゃいそうだけど…
だがしかしっ!
山の別荘方向の秘密基地的な手作りDIY小屋に薪ストーブがないってそれってどうなのよ?
ジオングに足が必要かどうかの問題とはまた違うと、僕は思うんだよ。
ジオングの足なんてあんなの飾りでも、メインベースにはその飾りが大事なんだよ。
と、僕は思うんだよ。君ならきっと。


何度でも言うけど、
設計段階で薪ストーブ設置するつもりで一応色々計画はしてたわけだし。
それに部屋ん中で火を扱うなんて普通の住宅街じゃ中々難しいだろうし、ここでなら思いっきり煙だそうが小屋ごと燃えちゃおうが迷惑なんてかからないし。(山火事除く)


オレのヤル気スイッチは一体ドコにあんのか知らないけど、なんか政府のやろうが
ウチら10月から増税するって言いましたよね?
とか9月になって思い出したら突然スイッチ入っちゃって
ええい!政府のやろうめ!」とアナーキー イン ザ マウンテンベース。


薪ストーブ設置するのに軽トラのバッテリー交換からという、史上稀に見る回り道もしましたけど、ついに…
シェリー。オレは転がり続けてこんなトコに辿り着いた。


増税前に駆け込みで薪ストーブ購入したのは、2019年9月26日のこと。

薪ストーブのような重たいもんは自宅までは届けてもらえないので(フォークリフト完備の会社になら届けてくれる)指定された運送会社の営業所止め。


日曜日でも受け取れるとのコトで、

朝8時。
炉壁を作る前に実は朝イチで、

国防軽トラックの準備から。
バッテリー交換以降すこぶる調子のいい国防軽トラ。
ああ、軽トラカスタムのキモとも言える超お気に入りな

フロントのガソリンタンクとフォグランプは現在外してあります。
あんなの飾りです。偉い人にはそれが分からんのですよ。


iPadのナビを頼りに車で30分ほどの営業所へ、

到着。
日曜日の朝から大勢の人が働いておりました。

ホントにお仕事ご苦労様です。心からありがとう。
皆さんのおかげで家から一歩も出ずに買ったモノを翌日には確実に受け取れるような世界で一番便利な国に暮らせてます。


受付に行く途中、

あ。
これはオレの!絶対にオレのだ!オレのだってば!
はやる気持ちを抑えて受付を済ませて、

アレでーす!オレの荷物はアレですよ!間違いないでーす!と自ら指示を出して、
フォークリフトでチロル合衆国軍用軽トラックに

パイルダーオン。

フォークリフトいいなあ!
なんて軽々持ち上げるんだ。フォークリフトごと軽トラで持ち帰りたい。


日曜の朝からどうもありがとうございました!
そんじゃ僕はこれでっ!
はーい!お気をつけてー!

オレね、何度YouTube見てもモヤイ結びとか忘れちゃうんだけど、なぜだかこのトラックの荷台の南京結びだけは、たった一度YouTube見ただけで完璧に結べるようになった得意の結びなんだよ。


ちゃっちゃと結んでさっさと立ち去らねえと、お仕事してる皆さんの邪魔になっちまうからね。

・・・。


あれえ。
マジで?コレどうすんだっけ?


何年かぶりとはいえ、あんな得意だった南京結びを全く思い出せねえ…。
えーと、えーと。どうすんだっけ。


安西先生…ちょっとYouTube見てきます…


と、その時

手伝いましょうかー」と神がやってきてくれました。
すんません!なんか結び方すっかり忘れてしまいましたあ!」と

さすがプロ。わずか数秒でガッチリチリチリチリッチリ。
(こんな画像があるのはGoProをトラックに置いて動画を撮影してたから。今んトコ編集する気はゼロだけど)


おいwwwwアイツwww軽トラ乗り付けて荷物持ち帰るってのにロープすら結べねえのかよ?www
って、どっかの心の声も聞こえてきて顔から火が出るくらい恥ずかしかったけどマジ助かりました。
福山通運のこちらの営業所の皆さんは、とても親切でいい営業所でした。
ありがとうありがとうありがとう。


マウンテンベースに戻ると、

あたしを置いてどっか行きやがったパパが戻ってきやがった嬉しさで耳がペターっとなりやがったチロたん。
かわいいかわいいかわいい。


チロたん!おいで!と声をかけたら、

猛ダッシュで、

飛びついてきた。
かわいいかわいいかわいい。


パパはオマエのためならスター・デストロイヤーのプラモだって作るし、薪ストーブだって運べるし、世界を敵にだって回せるYO!


これからも全力でお世話させていだだきます。
だからずっと一緒にいてください。


さあ、お待たせいたしました。
オレが増税前に購入したブツは、

こちら。


ノザキ産業の薪ストーブ2300型ってブツです。


重量は125kgって書いてありますが、コレは輸送用の木箱込み。
ストーブ本体だけなら115kgと薪ストーブとしては小さいし軽い方です。

製造自体は大陸製だが、だからこそ値段は68,000円と格安で送料6,000円の合計でも74,000円
(そして増税後も値段に変化はねえ…)


ホンマ(同じく大陸製)とも悩んだけど、ノザキ産業のはネットでの評判も悪くないし、何よりホンマより少しだけ安い。


で、ここで一番の問題は。


薪ストーブ(115kg)ってオレと親方(ヨメ)二人で運べんの?


ってコトだよねそうだよね。


雰囲気的にオレひとりと親方ひとりの体重の合計より全然軽いんだから、イケんじゃね?って気はしないでもないけど、サトシに相談したら


「絶対ムリっす!薪ストーブ死ぬほど重いっすよ?」


と、
薪ストーブ設置の経験があるサトシは言ってた。


だからサトシには
マジか!じゃあブログ読んでると思うけどオレ増税前に薪ストーブ買うから設置のトキ手伝いに来いよ?
とヘルプミーして
わっかりましたあ!日曜と木曜なら手伝いにいけるように空けときまっす!
と超頼もしかったのに、いざ
今度の日曜に薪ストーブ取りに行くから頼むわ!
って電話したら
ああ…。オレその日朝から野球で夜飲み会っす。来週なら大丈夫なんすけど…


・・・。


もう知らん。


あんなやろうエアコンプレッサーの圧搾空気でカエルの肛門にストロー刺す拷問みてえに腹パンクさせてやる!


でもでも!チロさん!野球は朝9時半には終わりますんで、夜までの間なら手伝いに行けますからあああ!
と。
よし。死刑執行は猶予。


まあでも、
前の日から泊まりにでも来て、山に遊びに来がてら手伝わせるならいいけど、ホントにただストーブ運ばせるためだけに呼び出すのもアレだしナニなので、
ええい!115kg程度なら(色々ハズせるとこハズしたら)親方と二人でもどうということはない!
と、僕は思うんだよ。人を笑う方じゃない。


ちょっと二人でやってみてどうしてもムリそうなら電話すっから!
電話あったら5分でこい!このやろう。


で、当日。

まず木箱を分解して、

本体をむき出しにする。

うほ!!薪ストーブ。オレの薪ストーブ。マジかあ。
ついにここまで来たかあ。

中に入ってるイチイチ重てえパーツを取り出し、

ドアも上に持ち上げただけで

外れやがったぜ。

いやあああああ!みないでえええええ!な姿にしてやった。
よおし。
こんなモンならいけるんじゃねえか?


おーい。親方。出番です。
パジャマ姿のまま出てきた親方と、
ちょっと二人で持ち上げてみたら長時間はムリでも短時間ならイケそう。
少しずつ持ち上げてバカも休み休みYEAH!でいこう。


そんじゃ行きますよー。
せーの!

よいこらせー!

ファイトー!

いっぱーつ!(チロルかわいいよチロル)

まずは軽トラの荷台からおろすことに成功。(チロルかわいいよチロル)

これだけで死にそう感漂う親方。(親方死にそうだよ親方)


激重だけど…
これならどうにか二人でイケると判断したのでサトシに
「役立たずには用はねえ!死刑!」
とメール。


んで、
こっから部屋ん中までどうすんだ?って話ですが、

どうにか横に倒してゴリラカート(540kgまでオッケー)に乗せるコトに成功。
ララァは賢いな。


これで部屋の前までは難なく運べた次第の所存の誠に遺憾。
(んで、実はこっから前記事の炉壁を作り始めたんだよ)


炉壁完成して部屋の前までゴリラカート横付けしてあるので、

部屋ん中に薪ストーブの通り道を作って、あのメキシカンラグの上に乗せさえすればあとは部屋ん中引き回しの刑にしてやる所存。


親方とふたりで「ファイトいっぱつ!」して、ラグの上に乗せたらあとは滑るように設置場所まで移動。
楽勝やんけ!

設置場所まで引きずって薪ストーブを起こして炉台に置いたトコで、
親方…名誉の負傷の雰囲気wwww


サトシのせいだからな?オレじゃなくて。


そんじゃ後は煙突を繋げれば完成じゃねえか!ヒャッホーウ\(^o^)/

同梱されていた薪ストーブ側の煙突つなぐ名前も知らないジョイント的なアレを

ここに固定して、
よくわからないのが煙突組んでく順番なんだけど、
スライド煙突とダンパーは脚立とかなくても触れる位置がいいだろう、と、

こんな感じの組み方にした。勘で。
煙突の全長はおよそ3mほど。


んで、薪ストーブ側のアレにダンパーを差し込みたいんだけど、

ものすごいキッチリで入らねえ…。
向きが違ってんのかな?とか色々試したけど、上の煙突とのつながりを考えるとこの向きしかねえと、僕は思うんだよ。


んもう。
ホンマの煙突とノザキのストーブだからかな?とか思わねえでもないけど、ノザキの薪ストーブは煙突は他社製品ともバッチリです!と。むしろホンマの煙突を勧めてる感じだし。


一旦下に降ろして力で押し込むか?と
下に降ろそうとしたトキ、
ガン!ってダンパーを炉台(タイル張りの強固な床)に落として、

ひん曲がりやがった…(・_・。)
サトシはどこだ?あのやろう。
気がすむまでサトシのケツ蹴りたいよお。

泣きながらどうにか凹みを直して、

上下逆さまだけど、ゴツくて重い方を上にして、

ガンガンと力づくに叩き込んでやった。
もう知らん。
あんなもん2度と外せねえわ。どうすんだろ。
やっちまったもんは仕方がねえ。

力づくで叩き込んで、
さあ、親方後は上の煙突とつなげる位置までまた動かしますよ?

安西先生…どうみてもはいりません…。スライドの意味が…。
やっぱ、まだダンパーがちゃんと入りきってねえんだな…。


上の煙突をもう少し持ち上げるって方法もあるが、そのためには、

  1. 階段すらついてねえ屋根に登って、
  2. ルーフトップ外して、
  3. ストームカラー外して、
  4. 中に戻って天井のカバー外して、
  5. 煙道固定金具外さないと、

上には持ち上がらないコトに気づく。


絶対にイヤや。そんなんゴメン中のゴメンだわ。


で、

力づくの儀、再発動。
ガンガンすごい音たてながらヤケクソ気味に叩き込んでもう知らん。
何があってもハズせねえわこれ。

オッケー。これならいける。
親方とせーので少しだけ移動して、

繋がったああああああああああああああああああああああ!

やったな!オレら。たった二人で薪ストーブの設置をしてやったな?


ONE TEAMと言えばチロル工務店。
笑顔で施工不良といえばチロル工務店。


その後薪ストーブ本体に多少のガタつきがあるので、

レンチで、

見えにくいけどアジャスターがついてるのでソコで調整。


そんじゃ、
あとは運ぶのに取り外して素っ裸な薪ストーブちゃんに、
中身のパーツを戻していきましょうそうしましょう。

一番奥の茶色いのはバーミキュライト ブリック (新耐火保温材)とかいうヤツ。


たった二枚の説明書しかないんだけど、

この2枚じゃ中身をどう入れるのかわからないじゃないか!

こんなにあるんだぞ?
と、思わないでもないが、
そこはこのカタチはこうだろ?
と雰囲気で入れてみたら、どう考えてもそうにしかハマらないよねー。やだー。

って感じで組めたので大丈夫だろう!
だぶん大丈夫だと思う。
大丈夫なんじゃないかな?
ま、ちょと覚悟はしておけ。

マジかあああああ!
ついに!ついに!ついに!


ここを薪ストーブ付きのメインベースと呼べる日が来たああああ!


ほぼ手柄はあたしのもん!

な親方も、

写メ撮って、
オレなんて写真集が作れるくらい写真を撮った。

いいじゃねえの…(感無量)
大きさもこのくらいで十分だよね。
縦長のストーブがどうかな?と思ったけど、全然ありだわ。

部屋ん中で炎を見ながら暖をとる。

上でコトコト煮込んだシチューを作り、中で手作りピザやグラタンを作ったり。
マジかあ。
世の中にこれ以上の贅沢なんてあんのかよ。

ノザキ薪ストーブ2300型。
値段のわりにいいよ!ってレビューを何個か読んだので決めた。(あと値段)
そのレビューのひとつは、

ノザキ本人のホームページだったけど。
いいのいいの。
自分トコに「お値段以上の製品です」て書く図々しさを信じるから。


ストーブから炉壁までの距離で一番近いトコが

だいたい300mmくらい。

反対側はもうちょいあって370mmくらいか。


元気さえあればここで火入れの儀式(慣らし運転)と行きたいトコだけど、
「ララァ、冗談はやめにしてくれないか」くらい疲れてるので、片付けるのに精一杯。

火入れの儀は次回だよ。次回。


この記事を書いてる今現在も身体中痛くて、自分のカラダがお荷物にも程があるけど、

そんなトキはこれをみてニヤニヤするんだよ。


2016年3月10日に着工し夫婦二人で作ってきたメインベースに
2019年10月6日薪ストーブ設置完了しました。


応援してくれた人も、半笑いだった人も、無理だろ?って思ってた人も、
気にしてくれてどうもありがとう。
どんなもんじゃい!

使徒侵入されたせいで、テキトーに作ったままのベッドだって、もう少しサイズを小さくしてちゃんと作り直すぜ?
そんな気持ちにさせられるデキゴト。


そして、
増税後だろうが知ったこっちゃない。
薪ストーブライフを充実させるアクセサリーを絶賛品定め中。
楽しくなってきやがりました。


いいか?たくさん払ったるから税金は正しく使えよ?政府のやろう。


みなさま、本当にどうもありがとうございましたああああ!
またひとつ夢が叶ってみました。


さあ!
今年の冬は極寒で夜露死苦。極寒のやろうバッチこい!
部屋ん中常夏で過ごしてやる。

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