マジで?コレどうすんだ?

まったくのド素人が小屋らしきものを作ってみた

決勝トーナメントを前にこの日を知っておく

なんだろう。コイツらの無防備さのシンクロ率。


4年前のイングランド大会以降すっかりラグビーW杯に夢中な親方(ヨメ)から
親方なんて日本戦以外のラグビーW杯の試合も見るんだから録画しとけ!
と命令されているんだけど、その録画試合を再生中の風景が上写真。


見る気あるんすかね?


さて、
今週アタマのハッピーマンデー(体育の日)と月イチの日曜出勤が重なり、現在地獄の6連勤中なオレです。


6連勤最終日の本日(日曜日)は、自宅マンションの3年に一度の駐車場シャッフル抽選会の日で、オレは午前中仕事を調整し午前中だけ休んで抽選会に臨みました。


好きな駐車位置を抽選によって早いもん順に奪い合う。
まさに駐車場ジャッカル。
駐車場W杯2019とも呼べる3年に一度のビッグイベント。
(正直駐車場の位置なんて3年に一度変えなくていいよ面倒くさい。仕事の日だったから参加したけど山に行く日だったら欠席してるわ。逆かもしれないけど)


全55戸ほどの戸数の中からチロルジャパンの主将オレが引いた番号は、

・・・。


ふざけんなって。


こんなコトなら「その日仕事ですので…」と委任状書いて誰かに引いてもらった方がよかったんじゃねえか?

次々と駐車スペースが決められていくのをただ見守るしかないチロルジャパン。


9割近く埋められた中から、チロルジャパンはどうにか5つの希望枠の最低(5番目)に滑り込みました。
あぶねえ。そこ逃したら地獄だったわ。(今までの隣に移動)


午後から仕事して、
さあ、
いよいよ今夜、
日本ラグビー史上初の決勝トーナメントです。


「にわかファン」によるバカ騒ぎを面白く思わない人ですら、どうしたって目にしてしまう日本代表の大躍進。
どうか「バカ騒ぎうぜえ!」と思わずに、野球やサッカーのように高給取りもいない中、死んじゃうほど過酷なスポーツ、ラグビーにずっと真摯に取り組み続けてきた日本代表を応援してください。


対戦相手は南アフリカ。


そう。
4年前ウチら夫婦を含む多くの「にわかファン」を産んだスポーツ史上最大の番狂わせ「ブライトンの奇跡」と呼ばれる劇的な勝利をあげた相手。


それが南アフリカです。


そしてオレを含む多くの「にわかファン」はもう目にしたと思います。
奇しくも本日10月20日は日本ラグビー界のレジェンド故・平尾誠二さんの命日であると。


多くの日本人がクイズで
「次の3つの単語から思いつくスポーツを答えなさい」
「1.スクール・ウォーズ 2.花園 3.神戸製鋼」

って問題なら
「ピンポーン!ラグビー!」
とラグビーを全く知らない人でも大声で答えられるんじゃないでしょうか?

オレらは一体いつまで
ラグビーといえばスクール・ウォーズ(&麻倉未稀ヒーロー)
を引きずるつもりなんだろう。
あ、いや消し去る必要はないとはいえ。


その「1.スクール・ウォーズ 2.花園 3.神戸製鋼」全てに関わる男ミスターラグビーこと平尾誠二さんが、53歳の若さでこの世を去ったのが10月20日。


平尾誠二さんが現役を引退し、若くして日本代表ヘッドコーチ(監督)に就任した際、国内からの批判を浴びながら強豪国出身の外国人選手を日本に積極的に招聘しました。
その中のひとりが現日本代表ヘッドコーチのジェイミー・ジョセフです。

彼は全盛期にはオールブラックスで活躍したホンマもん。
ジェイミーがオールブラックス(ニュージーランド代表)として出場したW杯は準優勝だったそうです。
そしてその時の優勝国が南アフリカ。
ジェイミーにとっても願ってもない(因縁の)相手です。


平尾ジャパンとして日本チームでプレーしたジェイミーが、再び平尾誠二さんによって呼ばれることになったのが今大会での日本代表ヘッドコーチ(監督)としてでした。


平尾さんは日本代表監督として、ただ単に「世界を知り、世界と戦える」人物を招聘するのではなく「日本を知る男」に託しました。


平尾誠二さんが亡くなる前最後の仕事が、日本代表新監督選考の一員として、このジェイミー・ジョセフ監督を招聘し日本代表を託すコトだったのです。


今大会日本のスクラムが世界中の驚きとともに賞賛を集めています。
国際映像でもベンチにいる長谷川スクラムコーチを写すほどに。

この日本の最強スクラムを作り上げた長谷川コーチも、かつて平尾ジャパンの一員としてW杯を戦ってきたひとりです。


平尾誠二さんの命日に、ミスターラグビー平尾誠二さんの意思を引き継ぐ者たちが偶然ではなく明確な意思を持って一丸となり、史上初めての決勝トーナメントを戦う。
その相手は南アフリカ。


これ以上の舞台と相手があるでしょうか。


我々にわかファンがのほほ〜んとしてる間、平尾イズムを継承した侍たちは世間からの耳目を集めることもなく静かに爪を研いでこの日を待っていました。


こんな話こじつけだろ?って言う人もいるでしょう。
が、
ずっとずっと日本のラグビーを支え続けてきた人ならもちろん「こじつけ」なんて思っちゃいないでしょうし、にわかなオレらは知らなかったようなこうゆう縁や繋がりを知ることで、より日本代表を応援する熱も上がってくれたらと思わずにはいられません。


もちろんオレもテレビやネットやそんな中から集めた既出の情報ばかりで、オレ自身が体験し知っている歴史ではありません。


それでもやっぱり熱を持って応援したい。
日本ラグビー史にとって今日がいかに重要な日なのか知っておきたい。


野球やサッカーなら「ああ!バッカなんで今走り込んでねえんだよっ!」とか「げ。今の球見逃すか?このやろう!」とか好き放題言ってしまうもんだけど、ラグビーだけはない。


あんなに倒れても倒れても立ち上がる超人達
「バッカ!オメエ!そうじゃねえって!」
とか言えるはずもなく、
「いけええええええ!!押せえええええええ!守ってえええええええ!」
とただただ祈りを込めて願うのみ。


本日スタジアムに行くラッキーな皆さん。
どうか声が枯れるまで声援で日本代表を後押ししてください。頼みます。

えっ?日本で?ラグビーW杯を?マジ?wwwと世界から失笑されていた大会前とは打って変わって世界が日本の強さを認め始めています。


故・平尾誠二さんを含む歴代のラグビー関係者全てにとって悲願の自国開催W杯の決勝トーナメントに、日本代表が予選プール全勝のグループ一位通過でいるってとんでもない感動と興奮、そしてこれからもまだまだ世界を驚かせてやるんだぜ?な大躍進に期待して。


勝ち負けはともかく日本ラグビーが、平尾誠二さんの命日にみっともない試合など出来るはずもない。


さあかかってこい!南アフリカ。


あ。
最後ちょい気になったのが、

ジェイミー・ジェセフ監督を日本代表の選手達は割と「ジェイミー」と親しみを込めて呼んでる。(要するに呼び捨て)
その辺は「変な敬語とか外国人監督にはそぐわないしねー」とか思わないでもないんだけど、

リーチ・マイケル主将のコトは結構みんな「リーチさん」て呼んでる気が。


大学時代、武道系の体育会に所属し、学年一個でも上の先輩や監督を神様として育てられてきたオレとしては、いったい君らの上下関係どうなってんのか?と。


そんなこんなもONE TEAM!頑張れ!日本代表!

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