マジで?コレどうすんだ?

まったくのド素人が小屋らしきものを作ってみた

過去に戻れるのなら

メインベース(仮称)の建築を始めてから5ヶ月。


もし過去に戻ってやり直せるとしたら。
いくつかやり直したい場面は思いつく。


でも一度だけです。
たった一度だけ戻れるならドコに戻ってやり直したいですか?と問われたならば・・。


間違いなくこの屋根に透湿防水シートを張った日に戻る。


そこで閃いた!

壁用の透湿防水シートが結構余ってる。(1ロールが50mもあるので)

ルーフィング届くまで仮にそれを張っておけば、少なくともこのブルーシートよりマシなんじゃないかと。


しかもこの透湿防水シートは内側の湿気を逃し外からは防水するというキセキの素材だ。


今濡れている合板が乾く際に出る湿気は外に逃がし、その後雨が降ったら外側で防水だ。

すげえ。すげえ素材だ。


前回記事:続・雨じまいの失敗 - マジで?コレどうすんだ? より


この日に戻れるのならこのバカな行為を全力で止めるし、この閃きをしたヤツに往復ビンタをお見舞いする。


あの日以降も雨は降りつづいた。


覚えていないかもしれないが、2016年8月後半から10月までは信じられないほど雨が降った。


各地での雨被害も連日ニュースになっていたし、9月なんて晴れた日は1ヶ月のうち3日だけとかそんな年だった。(この記事は2017年2月に写真を整理しながら書いています)


そんな梅雨時より酷かったこの時期(まだ8月後半)に

どっかのバカがキセキの素材と信じきった透湿防水シートのザマをご覧ください。

オーノーーーーーーーー♪

このキセキの素材が予想以上に効果あったら、この上からルーフィング張っちゃう?とかノンキだったバカを殴りたい。


速攻で剥がす。

もうね・・・

濡れていない箇所を探す方が難しい。

泣きながら雑巾で合板を拭く。(本当に泣いてたかもしれない)

親方(ヨメ)もオレのあまりの狼狽ぶりにかける言葉もない。


アタマにきて涙ながらに屋根から下に叩きつけられたキセキの素材。
(※どっかのバカが使い方を間違えただけでこの素材に問題はありません)

やっぱ壁に使う防水シートと屋根に使う防水シートは全然別物なのだ(あたりまえ)


ルーフィング(屋根の防水シート)と透湿防水シートは厚みも重さも全然違うもの。


ああ、戻りたい。あの日に帰ってヤメさせたい、屋根への透湿防水シートの全面張り。
ブルーシートの方がまだマシだった。


ちなみにこの時の被害は屋根合板から染み出して、雨漏りとなり床の合板(捨て張り)まで濡らしていました。


ああ、戻りたい。あの日に帰っ・・(以下略)


マジで泣きたいくらい落ち込んだけど、ダレに八つ当たりもできない完全無欠の自己責任。


泣いてばかりもいられないので、到着していた(2016年9月1日のこと)「粘着層付き改質アスファルトルーフィング」とかいう高級ルーフィングを今日一日で張るぞ。


(この時点では今年の9月はこの先もすごい雨続きで、晴れたのは1ヶ月のうち3日だけ、とか知る由もない)

ホントは濡れた屋根の合板を日光に何日かさらして完全に乾かしたかった。
だが翌日の天気予報、そして週間天気予報的にムリ。
今日しかない。
たとえ合板湿っていても今日貼り終えるのだ。


物置小屋のルーフィングと違ってまずはロールを転がしてルーフィングを端まで伸ばす。


その後下写真のように下の粘着層を保護していた薄いシートを引き抜く感じで粘着面を張っていく。

合板はかなり濡れているが表面だけは一応タオルで拭いてから張る。

何しろ時間がないのだ。週間天気予報に追い立てられるようにどんどん張っていく。

しっかり粘着している気はするが下の合板が濡れているところは大丈夫なのかな。
普通濡れたところに粘着ってしにくいよね。(てかやっちゃダメだよね)
でも仕方ない。このシート自体の重みでじわじわ粘着効いてくることを願う。

イメージ優先したためパラペットとか不思議な作りにしたことすら呪う。
心配な部分はもうツギハギで見た目気にせず張っていく。


煙突部分。わずかにルーフィング立ち上げて今度は上から被せるように張る。
一番心配な角の部分は防水テープも張る。

立ち上げたところに上から被せるように張って、さらにその繋ぎ目を何層にも重ねて張る。こんなやり方でいいのかどうか。


誰にも聞けずネットでも調べきれない。


TOKIOのDASH何とかみたいに専門家が横について、何かとアドバイスしてくれればこんな失敗はなかったはず。


もうあまりの無知と不甲斐なさ加減に恨み節はTOKIOにまで及ぶ。

粘着するので一度ついたシワはどうにもならず・・・。
んもう!
TOKIOみたいに専門家が横に・・(以下略)

一日中口からついて出るのは、この屋根の設計者(それはオレ)と、このビチョビチョに対する悪態。
それこそ一日中ブツブツ泣き言をいう。
夕方ようやく全面張り終えた。

煙突の蓋だけは例の素材のままだがもう辺りは暗くてヘトヘトだしそのままにした。

予定(希望)ではこれで上に養生シートはいらないハズ。


心配で心配でたまらないが、この状態で雨漏りしないか確かめるためにも、ブルーシートで覆わずこの状態で帰宅。


この先1ヶ月雨降りまくることも知らずに。


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