夏の遊び方
2015年山の土地を買って以来、夏休みは全て小屋建築に費やしてきた。
今年は久しぶりに夏休みらしくのんびり過ごせた。
が!
雨雨雨雨。
雨でも自分らで作った小屋で過ごせたから、まあ許すけどどうも納得できない。
山で小屋を作り出す前、夏に何をしていたかと言うと。
まず基本はキャンプ。(ただどこも混雑していて嫌だった)
あと本栖湖の浩庵キャンプ場に行った時にボート遊びをしたことがあった。
▼今はなき運動会の大会本部の様なタープ。
楽天ポイントで買った(タダで手に入れた)ゴムボート。
一応大人二人とチロルが乗っても大丈夫。
これはこれで楽しかったのだが、何しろ思い通りの方向に進まない。
同じ場所でクルクル回ってたり、本栖湖はウインドサーフィンする人も多いくらい風があるので、はっきり言って海に流されてるビーチボールみたいなもん。
行きたい方向にいけず、その場で回転もしくは風に流されて思わぬ方向へ流されていくウチら家族。
カヤックやSUP、ウインドサーフィンしている人たちに失笑されてる空気を読み取る。
ヨメも「ちょっとウチら恥ずかしいね・・」と。
実際体験SUPやってる生徒さんたちの中に、なすすべなく笑顔で漂流して横切ったし。
水嫌いなチロルも案外ボートだとイヤがらないし、意外と楽しかったのでカヤック欲しくなって調べまくった。
でも、カヤックなんて買っちゃってから実はチロルはカヤックはダメとかだと嫌なので、一度貸しカヤックみたいなのを体験しにいく。
(大物を買う前はヨメの手前慎重な姿勢を見せる)
チロたんもいっちょまえなライフジャケット着てスタンバイ。
いざ出航。
ヨメに抱っこされてるせいか全然怖がらないね。むしろ楽しそう。
ちょ、なに?この思い通りに進む感じ。
てか、親方(ヨメ)も少しは漕げよ。その手元にあるオールはなんだ?
向かい風だろうと波があろうと直進できるその性能に驚く。
何だったんだ、あのゴムボート。
それから毎夜カヤック調べて、モンベルにも見に行って、ヤフオクで使用数回のカヤック発見。
決め手は色。
カヤックは赤とか青が多い中出品されていたのは白。
(即決価格は)他に比べて少し高めだが、美品だし色は白だしもう決定。
1000円からスタートしていて相当な入札数だったが、残り5日もあるし、即決価格あるので競い合わずにコレいただき。
(ヨメにも「早くしないと誰かに取られちゃう!」と追い込む)
浪費夫の面目躍如。
ヤフオクのみなさん、すまんね空気読めなくて。
でも逃すわけにはいかなかったんだよコレ。誰かに即決されてたら泣いてた。
新品で買うより30%ほどお得だった覚えが。
YouTubeで組み立てのイメトレをして
ダム湖へ。
炎天下の中ヒーヒー言いながら組み立てて
何とかカタチに。やっぱ白カッコいい!
一応安全を祈願して
進水式して出航。
マジか!楽しすぎる!この風を切って進む感じ。
笑われながらビーチボールの様に漂流していたのが嘘みてえ。
天気が良かったのでしっかり乾かしてから片付け。
ものすごい楽しいコレ。
となるとキャンプもカヤックできる場所を探す。
探し当てたのは桂湖オートキャンプ場。
ここは芝生サイトで(使わなかったが電源もあり)1区画も割と広めでおすすめ。
目の前が桂湖でカヤックができる。ただし付近にスーパーなどはない。
▼天気がよくない予報だったのでとんがりテントに強引にタープくっつけて前室に。
▲テントサイトからちょっと降りるとこんな感じ。
▼慎重に乗船。乗り降りが一番ドボンしやすい。
前にヨメとチロルを乗せるとヨメは全く漕がないことが判明したので、今回は後ろ(オレ)側にチロルを乗せる。
やばい、楽しい。
景色がすごい。
だんだん慣れてきて寝るチロル。
湖面から自分らのテントサイトを眺める。
ここは3泊くらいしたが、天気が悪かったことと、一度虫が大量発生してヨメ的にはイヤな思い出のキャンプ場らしい。でもオレはすげえ好きなキャンプ場。
この大量発生の虫は確かに気持ち悪い・・・。
最後も雨撤収。帰ってから干さなきゃいけないから面倒なんだよね。
雨の中外に出たくないので撤収中のオレと目も合わせないチロル。
アタシはどうしても中にいたい。
翌年、漂流ビーチボール家族の汚名返上で本栖湖へ。
コレは椅子の位置を変えると一人用にも二人用にもなる。
ちょい肌寒かった日なので親方はパスとのことで、チロたんと二人で出航。
富士山も見えないがリベンジはリベンジ。
カヤックが素晴らしすぎて楽しすぎて、もう2度とあのゴムボート乗らないと判断したので、ウチに出入りしてる業者さんに(子供達と海に行くって言ってたので)ゴムボートあげた。
笑われながら漂流してくるがいい。
いくぜ!チロたん。快適なスピード。
楽しすぎるってば。
この日はデイキャンプで泊まらないので、簡単にスパゲッティを。
ハンバーグ乗せで。
楽しかったなあ。カヤック。
なぜこんな何年も前の記事を突然書いたかと言うと、作業の残りはほっといて、今年こそカヤックに行きたいからです。
チロルと過ごせる夏はあと何回、とか考えるとここ2年も山の作業のみで、ほとんど遊べなかったので、今年はまだ夏休み気分で遊んでくらあ。